永以真子さんのレビュー一覧
ひと昔前の穏やかな夏の景色が浮かんでくる美しい描写、ゆったりとした時間の流れを感じます。 古き良き時代を思い起こさせるとともに、登場人物それぞれの温かさと心情が染みてくる優しい作品です。
ひと昔前の穏やかな夏の景色が浮かんでくる美しい描写、ゆったりとした時間の流れを感じます。
古き良き時代を思い起こさせるとともに、登場人物それぞれの温かさと心情が染みてくる優しい作品です。
変な女に捕まった。
と思ったのに彼女にどんどん惹かれてしまい、いつしか離し難い存在に。
だけど彼女は謎めいていて…
少しミステリアスですが、こんな奇跡があったらいいなと思える温かな優しい読後感の素敵な作品です。
嫌いな課長のためにお弁当を作らなければならなくなった百花。
反発しながらも、気持ちは課長へと傾いていく。
様々な試練にも負けず、まっすぐに課長への思いを貫く百花は健気で可愛くて、応援せずにはいられません。
また、お料理のできる女の子っていいなあ…と思いました。
素敵な美味しい恋のお話、ぜひ読んでください。
大好きなメガネくんに言われるがまま、一見すると教育されているようだけど、結局はいい方向に進んでる。
メガネくんの言いつけは決して悪意からじゃなくて、あなたを思ってくれているからこそ。
素敵な関係にキュンとさせられます。
是非読んで、メガネくんの魅力に触れてみてください。
華やかな街に取り残されるような孤独感を埋めるように、なんとなくな恋をする真理恵。
彼氏と別れ、偶然な出会いを繰り返すけれど……
広いようで狭い世間、どこで繋がっているかわからない怖さを感じました。
まさに『恋なんてミステリアス』と感じさせられる作品です。
いつしかセンセイに惹かれていく梨乃の心情が、とても細やかに描かれています。
まるで自分が物語の世界の中に入り込んでしまったと錯覚するほど。
柔らかな淀みない文章が心地よく響いてきます。
まっすぐな梨乃を冷たくあしらうセンセイですが、最後には計算力に感動させられました。
とても素敵な作品です。
自分を作ってくれた雪紫さんと時雨さんを見守るハルマキ。
静かな空間で紡がれ、やがて寄り添い始める愛がハルマキの目線で優しく語られています。
ハルマキの名前の意味にも納得させられました。
優しい恋のお話です。
愛する人に先立たれ、取り残された辛さは計り知れないもの。
だけど思い出は、いつまでも色褪せることなく美しいまま生き続ける。
「この世界は、残酷で、悲しくて、だけどなんて綺麗なんだろうね」
という言葉が、とても印象的でした。
生きていくことの大切さが胸に沁みる作品です。
一途な関係を求めながらも直接思いを伝えられない強がり、浮気性な彼氏を冷たくあしらう彼女がとてもカッコいいと思えました。
この後、彼はどんな手を使って彼女を振り向かせようとするのか楽しみです。
人気俳優ヒロトを取り合う二人の女性……と思っていたら、話は一気に進展していき……
最後の謎解きに唸らされました。
とても面白かったです。
短いページ数に凝縮されたミステリー、是非読んでみてください。
晴れて恋人同士になった二人。
新たな脇キャラと織りなすドキドキな日々。
嫉妬する部長もまたカッコいいし…
二人の甘さは健在です。
是非読んでニヤけてください。
寂しい時にそばにいて、いつも支えてくれる近所の商店のおじさん。 両親以上に温かく包み込んでくれる優しさはかけがえのないもの。 おじさんは姿を変えても梓のそばにいて、ずっと見守ってくれるのでしょう。 大切な存在に気づかせてくれる素敵な作品です。
寂しい時にそばにいて、いつも支えてくれる近所の商店のおじさん。
両親以上に温かく包み込んでくれる優しさはかけがえのないもの。
おじさんは姿を変えても梓のそばにいて、ずっと見守ってくれるのでしょう。
大切な存在に気づかせてくれる素敵な作品です。
青い空にふわり浮かんだ白い雲のように、ふわんとした唇の感触と気持ち。
目を開けないで眠ったふりをするところが、とても可愛らしいです。
穏やかな情景に心が温かくなる素敵な作品です。
元彼のくれたリング、お守りでもあり意味深な雰囲気。
だけど、さっぱりとした読後感は作者様ならではの文章力でしょう。
きらりと輝くリングにこれからの幸せを願う姿が浮かんできます。
リズミカルに歩むかたつむりの可愛らしい姿が浮かびます。 何度も繰り返し読んでいるうちに、心地よく元気になれる素敵な作品です。
リズミカルに歩むかたつむりの可愛らしい姿が浮かびます。
何度も繰り返し読んでいるうちに、心地よく元気になれる素敵な作品です。
無愛想な彼、吾妻君は一緒に花火大会にも行ってくれない。
本当は花火大会が嫌なのではなくて、知り合いに会うのが恥ずかしいから。
そんな吾妻君が、とても可愛く思えました。
お似合いの二人のこれからが楽しみな作品、是非読んでください。
いつも皆の輪の中心にいる泉理とおとなしく控えめな咲良。正反対なふたりだけど、互いを思う気持ちは変わらない。
とても初々しくて、かわいい恋心を抱いた二人のこれからを応援せずにはいられません。
素敵な恋のお話、是非読んでください。
広いようで狭い世界の中で、伝えたいのに伝えられないもどかしさ。思いを言葉にすることの難しさをひしひしと感じます。
自分の気持ちを相手に伝えることも、相手が自分に伝えようとするのも、どちらも同じくらい難しい。
相手のことを大切に思っていたり、好きだったらなおさらに。
それでも懸命に伝えようと、前に進もうとする姿は切なくて心揺さぶられます。
じんと胸に染みてくお話を是非読んで、感じてみてください。
何年経っても変わらない思いが、優しい文章で綴られていて心地よく感じられました。 何気ない言葉ほど覚えているもの、それこそが良き思い出、幸せなんだろうと。 優しい胸の揺らぎを感じられる作品を、是非読んでみてください。
何年経っても変わらない思いが、優しい文章で綴られていて心地よく感じられました。
何気ない言葉ほど覚えているもの、それこそが良き思い出、幸せなんだろうと。
優しい胸の揺らぎを感じられる作品を、是非読んでみてください。
彼氏がいるのに揺らいでしまう危うい気持ち。
流れとはいえ築き上げてきたものを一瞬にして崩されてしまう。
それほど衝撃的な出来事、それ以前に気持ちは揺らぎ始めていたのかもしれない。
しかも相手が彼氏の親友だったら…
踏み出すことをためらう思い、諦めきれない思い、相手を思う様々な気持ちが交錯して胸を揺さぶられます。
誰かを愛する様々な気持ちを感じながら、是非読んでください。