ほんわかさんのレビュー一覧
桜は嫌い。いつも大切なあの人を思い出してしまうから。
皆の周りの励ましや労りの言葉も全て私からすれば納得のいかないものばかり。
いつもと同じ日常
いつもと同じ会話
色褪せた私の世界は、あの人が居なくなってやっと5年が過ぎた。
夢も希望も失った私の世界。
そんな時、不思議な猫と出会った。
何だか目を離せない、いつもカメラを私に向けてくる不思議な猫。
この出会いが、私の止まった時計を動かし始める。
私の中で止まった時間は、春になってようやく動き始めたのだ。
大切な人を失った苦しみは、失った本人にしか分からない。
けれど、そんな悲しみや苦しみで閉ざされた世界で生きていた女性の、新たな第一歩を優しく描いた作品です。
是非ご覧下さい。
素敵な作品をありがとうございます。
えぇ、えぇ、分かっています。時季外れなレビューを投下している事は十分承知しております。
しかし、そんなツッコミはスルーして是非この作品を読んでいただきたい。
***
寂しいクリスマスイヴに舞い降りた謎のサンタX。
人肌恋しく思っている彼女に「あけておけ」と素っ気なく書かれたメモ用紙1枚。
そのメモから彼女は円満家庭もちの後輩に元旦那、1人身同士の飲み会…と色々な可能性に心を揺らす。
だけど、そんな様子を陰から優しく(狡賢く)見守っているサンタXが居た。
サンタが届けてくれる贈り物はいつも私たちを喜ばせてくれるものばかり。
一体、この話のサンタは彼女に何をプレゼントしたのか――是非ご覧下さい。
思わずサンタの想いに頬が綻ぶこと間違いなしです。
『もう、一人でいることに怯えるな。
螢。
これからは、私が居る。
この命が尽きるまで。
私は、君の側にずっとずっと、共に居るから―――』
自らの魂を捧げた燃えるような恋をする2人の男性。
1人は、地位も名誉もある研究者
1人は、過去に闇を抱える美青年
男同士、と言った恋愛に戸惑いながらも2人はただ懸命に今を生き、愛を注ぐのだ。
未だ同性愛者に偏見が残る世の中ですが、そんな方にも是非読んで欲しい作品です。
男女で気づく幸せが“普通”ならば少し違った幸せが存在しても良い。
広いこの世界で、自分だけのたった1人の愛する人を見つけることができれば、周りからなんと言われようとこの世で唯一無二のしあわせだと私は思います。
スリル満点、ドキドキ感満点なお話を本当にありがとうございます!
金木犀の花が咲くころ、秋祭りが始まる。
小さいころは毎年参加していた。
だけど、いつからだろう。
いつの間にか自分の気持ちに蓋をして、見えない虚勢を張り続けて、大人になって…地元の美味しいコロッケを買わなくなってしまったのは。
彼が上京すると聞き、何故地元に残らないのか、もうここへは帰って来ないのかと浮かぶ疑問の数々。
すぐに会えないからこそ感じる不安の芽を、私は未だに払拭出来ていない。
仕事だから、分かってる。無理して帰って来てほしくない。負担にはなりたくない。会いたいなんて言えない。
金木犀の花が咲くころ、秋祭りが始まる。
きっと香る風の果てにあるのは、金色に輝いたしあわせなんじゃないかと感じました。
優しさに溢れた作品です。丁寧な心理描写に、趣ある情景描写に浸りながら読んでみて下さい。
優しい作品をありがとうございます。
灰色の空、荒廃したビル、ごみ箱と化した町。
――それが僕らの日常で、“普通”だった。
国からも見放され、時には両親からも見捨てられるそんな世界。
かつては大都市と言われ、文明の発展が著しかったそんな世界。
そんな中、主人公は諦観するでもなく、影に呑まれるのではなく、世界を自分ごと愛そうとした。
自分の正義を無理に振りかざさずに、1人1人の人間が、過去の人間のような過ちを犯さないために強くなる手助けをしているのだ。それは少年なりの正義であり、愛だと私は感じました。
愛想は良くても不器用ながらに優しい青年の心を是非、感じ取って見て下さい。
素敵なお話をありがとうございます!
「君はまるでシイタケだ」
分かってる。
私の恋人は、ムードもへったくれもありゃしないってこと。
いつも彼の言葉に真摯に耳を傾けたら、最後にこのオチがやってくるのだ。
きのこ類が大好きな彼のおかげで、口説き文句はキノコ、オチもキノコ…時にはプレゼントされたことも。
おかげで私はキノコを調べるようになったり、家にはホルマリン漬けのキノコが置いてたりと特殊なことが多い日々が続いている。
それでも貴方の傍に居ることを私は望んでいるのです。恥ずかしくて言えないけど。
そんな2人のちょっぴりおかしな甘い関係。是非ご覧になって下さい。
面白く甘いお話を本当にありがとうございます!
いつの間にか、忘れてしまった大切な宝物。
決して忘れてはいけない大事な唯一の宝物。
―――そんな宝物を、どうして俺は見落としてしまっていたのだろうか?
イルミネーションの約束も、クリスマスの飾りつけも、妻の想いも、昔の俺の気持ちもいつの間にかどこかに零れ落ちてしまっていた。
だけどこの寒い冬空の下、手に伝わる温もりから、頬を伝う涙から気付かされる。
俺は馬鹿だったんだと。
このお話は、仕事中毒な母と父。そして心優しい息子の温かな家族の物語。
喘息持ちの息子が吐露した想い、たった一つの健気なお願いに心を打たれました。お父さんの祈りにも注目です。とても温かな気持ちになれました。
本当に素敵なお話をありがとうございます。
風を受けるだけの風見鶏が夢見たって良いじゃないか。
まだ見ぬ自分の姿を、吹き付けた風の行き先を、見てみたいと望んでも良いじゃないか。
不思議な夢の中で風見鶏は「僕」に大切な何かを教えてくれた。
臆病な「僕」に、我慢強い「僕」に、風見鶏は心の変化で見える世界がこんなにも違うのかと気付かせるきっかけをくれたのだ。
3人の友情を壊す事が嫌で怖くて一歩を踏み出せない僕に、背中を押してくれたのは風見鶏。
だけどその風見鶏の原型は「僕」の中にある強さだと私は感じました。とても素敵な作品です。
余談ですが、神戸にゆかりのある私にとっては、嬉しいなーと思いながら読ませていただきました。
しかも、神戸特有の関西弁をきちんと使ってらっしゃるんですよ。感激致しました。
素敵なお話をありがとうございます。
この作品のページを捲る度、手の震えが止まりませんでした。
私にとっても『お母さん』とは絶対の存在です。
何をしても一番に怒り、そして喜び、励ましてくれるのは母です。
私の中でお母さん以上の人には出会えないと思います。
だけど、私は何一つ母に上手に伝えられず、誇ってもらえるような事はしていません。我ながら親不孝な人だと思っています。
「いつか母に恩返しをしよう」と漠然と考えている私にはとても心に響く、痛いお話でした。
同じような境遇に居るので、他人事としてこの作品を受け止める事が出来ませんでした。
『今』という日々がどれ程幸せで、どれ程大切なのかと言う事を思い知らされました。
感動的なお話を本当にありがとうございます。
「俺は魚類しか愛せない…」
そう宣言した兄の友人残念君(けどイケメン)は、絶世の美女(自称)の私とお付き合いする事になった。
デートコースもやっぱり水族館で、そして口説き文句は「君は深海魚だ」だけどそれでもなんだかんだで楽しかった。
「仕事と私どっちが大事なの」じゃなくて「魚と私どっちが大事なの」なんて言葉を言う日が来るなんて夢にも思ってなかった。だけど文句なんて無いし、魚類顔だと自覚してもスルーして耐えてた。
そんな貴方の元カノに出会って、どうしてもやっぱり貴方に伝えたい。言わないと貴方はきっと私の気持ちを理解してもらえない。―――続きの言葉は是非物語で。
この作品の魅力は、作者の「思わせる文章力」だと思います。短い文にも関わらず情景が浮かんでくるのです。そしてテンポが素敵!
本当に素敵な作品をありがとうございます。
あの子の事が好きだけど、あの子はまた別の子を見てる。
どれだけ頑張っても頑張ってない人に勝てない時がある。
人は中身だと言っても結局見た目な部分がある。
世の中ってのは、理不尽で不平等な事ばかり。意識すれば意識する程目に見えてくる汚い部分。
だから私は
「世界征服しよう」
極論に辿り着いた。
主人公の女の子は、自分の世界に不満を抱えながらも、結局は見捨てる事が出来ない子。
学年で1番の成績でも辿り着いた結論は幼稚園児でも思いつくような絵空事。
だけどどうしても理想を理想と割り切れない、誰もが幸せで平等を与えられた綺麗な世界を望んでしまう女の子。
夢のまた夢のような夢を掲げる女の子に私は笑い飛ばす事は出来ませんでした。
是非とも皆様もその不思議な矛盾を感じ取って下さい。
素敵なお話をありがとうございます!
“そうして、やがて”
一体誰が失恋のお話をここまで美しくまとめる事が出来るでしょうか。
読めない本に、読めない展開。
本の世界と違って現実は辛くて厳しいものばかり。
綺麗に飾られた世界とは、遠く離れた無縁の世界。
でも、目を凝らせば明るく差し込む陽の光や生い茂る木々、澄み切った青空。―――この世界には、とても眩しくて美しいものが溢れている。
だから私たちはここに存在し、夢を見て恋をする。
時に辛くても時に悲しくても世界はこんなにも残酷ながらに美しい。
そして誰かを想って流す涙は何よりも愛しいものに変わるのだ。
“そうして、やがて”
この作品に触れて、続きの読めない展開に感銘を受けて下さい。
本当に素敵な作品をありがとうございます!
僕はとても数奇な運命に出会った。 だけど、誰でもないあの人が見せる姿かたちは僕の中に確かに存在した、短いけれど大切な思い出の人ばかりだった。 灰色の思いを抱えながら、 暗雲のような気持だった僕に その人は背中を押してくれた。 諦めるには早い人生。 いや、早すぎる人生。 それでも人は人生において年月に関係なく右往左往し、苦悩する。 だけど、絶望の中に光を見出す事も出来る。 光があるから闇もあり、闇があるから光もある。 光がよく見える。 ―――そんな、前向きになる気持ちを、もう1度頑張ってみようという意欲を掻き立ててくれる作品です。 読者に任せてここまで委ねた作品はとても貴重だと思います。 是非ご覧ください。 幽玄なお話をありがとうございます!!
僕はとても数奇な運命に出会った。
だけど、誰でもないあの人が見せる姿かたちは僕の中に確かに存在した、短いけれど大切な思い出の人ばかりだった。
灰色の思いを抱えながら、
暗雲のような気持だった僕に
その人は背中を押してくれた。
諦めるには早い人生。
いや、早すぎる人生。
それでも人は人生において年月に関係なく右往左往し、苦悩する。
だけど、絶望の中に光を見出す事も出来る。
光があるから闇もあり、闇があるから光もある。
光がよく見える。
―――そんな、前向きになる気持ちを、もう1度頑張ってみようという意欲を掻き立ててくれる作品です。
読者に任せてここまで委ねた作品はとても貴重だと思います。
是非ご覧ください。
幽玄なお話をありがとうございます!!
俺様。ヤンキー。執事。ギャップ。いいなずけ。
どれもギュッと設定を盛り込んでとうとう宇宙人にターザンまででてきた物語。
背伸びをして考えた物語。
だけど、私の心を見透かした口の悪い友人Aは、私が本当に考えた物語なら何でもを読んでくれると優しく言った。
その言葉にどれほど救われ、
どれほど感謝の思いが溢れ、
どれほど私が嬉しかったか、
私の背を押してくれた友人Aにそんな小説を贈りたい――
そんな主人公が描いた素敵な小説を読んでみませんか?
“友人A”という読者に捧げた素敵なお話です。
読了後、何故大切な存在であるはずの友人Aが名前呼びされていないのかは解けますよ。
作者の想いが伝わります。
気になって下さった方は是非ご覧ください。
素敵なお話ありがとうございます!!
ある日、幼なじみと思っていた奴から告白されてしまった。
コレが可愛い女の子とかなら分かるんだ。
だけど、俺の幼なじみというのは“男”で。
そして俺と言うからには当然自分も男なのだ。
一体俺にどうしろと!?
――――そんな彼が恋するストーリー…というより恋をして悶々するストーリーです。
主人公の秋野君の言動が一々心を締め付けさせてくれます。
キュンキュンしてしまいました。そしてそんな姿にちょっぴり笑えたりもします。非常に楽しい気分で読ませていただきました!
BLですが、とっても甘くて素敵なお話です。
是非、BL作品に抵抗がない方は読んでいただきたい作品です*
…抵抗ある方はこの作家様の短編作品からオススメします。
是非ご覧ください。
甘いお話ありがとうございます!!
こんな想いは降っては消える雪のように消えてなくなればいい。 ―――そんな事を、彼の隣で熱を感じながら思った。 どうせ叶わないのなら どうせ言えないのなら こんな想い、消えてなくなればいい。 だけど、彼の隣に居る事は特別で。 辛くても彼に特別な感情を抱いてしまうのも事実。 そんな切ない想いが積もる主人公の気持ちに心揺さぶられました。 なかなか受け入れられるのは難しい同性愛。 だけど、恋する気持ちは誰でも、性別なんて関係なく同じなのです。 是非ご覧ください。 短編なのでスラスラと読んでいただけると思います。 素敵なお話ありがとうございます!!
こんな想いは降っては消える雪のように消えてなくなればいい。
―――そんな事を、彼の隣で熱を感じながら思った。
どうせ叶わないのなら
どうせ言えないのなら
こんな想い、消えてなくなればいい。
だけど、彼の隣に居る事は特別で。
辛くても彼に特別な感情を抱いてしまうのも事実。
そんな切ない想いが積もる主人公の気持ちに心揺さぶられました。
なかなか受け入れられるのは難しい同性愛。
だけど、恋する気持ちは誰でも、性別なんて関係なく同じなのです。
是非ご覧ください。
短編なのでスラスラと読んでいただけると思います。
素敵なお話ありがとうございます!!
たった一晩のお付き合い。
嘘で固められたお付き合い。
だけれどそれは仕方のない事。
俺がろくな恋愛なんて出来るわけがない。
そんなの、分かってた。
――――何故なら自分は同性しか愛せないのだから。
そんな一つ一つの言葉に悲しみを滲ませる彼に優しく語りかけてくれくれる人が居た。
いつも笑って誤魔化すしか出来ない彼に温かい言葉を投げかける。
続きは物語でお楽しみ下さい*
彼の優しい仕草や言動に心がキュンとなりました。
素敵な作品の雰囲気に思わずほぅ…とため息を吐いてしまいます。
是非、ご覧ください。
素敵な作品をありがとうございます!!
無理。完全に無理だ。 どうしてもどうしても無理なのだ。それなのに私の友人はあろう事か私の目の前でそれを見せびらかしてくる…ように思えてならない。 皆様にもこれだけは無理、というものはありませんか? 私もあります。アレだけは、というのが。 だからでしょうか。 主人公の気持ちがひしひしと伝わって想像したくないのに想像を膨らませて鳥肌を立てると言う負の無限ループに共感を覚えてしまうのは。 しかしこのお話のように、好きになれずとも感謝する日が訪れると良いな…と最後はほっこりさせていただきました。 ちょっとした日常の出来事。 だけれど、そこに少し舞い降りる小さな幸せの笑いあり共感ありの作品です。 短いお話で、とても読みやすいので是非ご覧ください* 面白い素敵なお話ありがとうございます!!
無理。完全に無理だ。
どうしてもどうしても無理なのだ。それなのに私の友人はあろう事か私の目の前でそれを見せびらかしてくる…ように思えてならない。
皆様にもこれだけは無理、というものはありませんか?
私もあります。アレだけは、というのが。
だからでしょうか。
主人公の気持ちがひしひしと伝わって想像したくないのに想像を膨らませて鳥肌を立てると言う負の無限ループに共感を覚えてしまうのは。
しかしこのお話のように、好きになれずとも感謝する日が訪れると良いな…と最後はほっこりさせていただきました。
ちょっとした日常の出来事。
だけれど、そこに少し舞い降りる小さな幸せの笑いあり共感ありの作品です。
短いお話で、とても読みやすいので是非ご覧ください*
面白い素敵なお話ありがとうございます!!
今日ってさ、何の日か知ってる?
もちろん知ってるよな!そう、俺の記念すべき16歳の誕生日です☆
16歳と言えば…ほら、アレですよ、アレ。
そう結婚出来るんだよ!!
だから俺は今から愛する愛する恋人にプロポーズしてきます☆
だけど、そんなテンションマックス浮かれ調子な俺に愛しの恋人様は言ったんだ。
「男が結婚出来るのは18からだよ」
俺、絶句。
この続きは是非物語でご確認下さい。
おちゃめな修くん必見です!
BLが苦手な方でもお楽しみいただけると思います。
素敵な面白いお話ありがとうございます!!
俺には誰にも劣らないオンリーワンな彼女がいる。
彼女はワン!としか言わないけれど
彼女はしっぽが付いているけれど
俺には種別なんて関係ないんだ!
侮蔑も嘲笑も俺にはきかない。そんな軽い気持ちで彼女を愛しているわけではないのだから。
しかし、そんな彼女のご主人様(飼い主)はいつも俺に対して何か言ってくる。俺の世界は彼女だけだから霞んで見える。というよりあまり視界に入らない。
でも、未来のお義父さんなんだよね。きちんとしないと。
そんなある時気付いてしまった。
そのご主人様は本当は――――
そんな変人な彼の斜め複雑愛情生活。是非ご覧ください。
笑いは間違いなしの作品です。
面白いお話ありがとうございます!!