美森 萠さんのレビュー一覧
皆さん感想ノートやレビューに書いていらっしゃいますが、私もこの作品を日々楽しみにしていた一人でした。 他の読者さんと同じく、更新がないか日に何度もサイトを覗いていました(笑) くっつきそうでなかなかそうならない二人がもどかしくじれったく、続きが気になって仕方がなくて、連載中はすっかり夢中になってました。 結末まで読めて嬉しい気持ちと、終わってしまって寂しい気持ちが半々……。いや、今は寂しさが勝っているかな。 これからも志緒さんの作品を楽しみにしています！
皆さん感想ノートやレビューに書いていらっしゃいますが、私もこの作品を日々楽しみにしていた一人でした。
他の読者さんと同じく、更新がないか日に何度もサイトを覗いていました(笑)
くっつきそうでなかなかそうならない二人がもどかしくじれったく、続きが気になって仕方がなくて、連載中はすっかり夢中になってました。
結末まで読めて嬉しい気持ちと、終わってしまって寂しい気持ちが半々……。いや、今は寂しさが勝っているかな。
これからも志緒さんの作品を楽しみにしています！
とある事件（？）をきっかけに、偽装結婚をすることになった彩和と愁。
彩和曰く、本当は『王様』な愁の、いきなりの結婚宣言にはちょっと驚きましたが……(さすが王様！)
口では辛辣なことを言いながらも、本当の自分に自信が持てない彩和に気づきを与え、少しずつ周囲の人にも本来の自分を出せるよう導く愁は、とても素敵な男性だな、と思いました。
愁のことを守ろうとする彩和も、心優しく真っすぐで、可愛らしい女性。
段々と距離を近づけ、偽物だった結婚がいつしか本物になっていく二人の物語、たっぷり楽しませていただきました。
これからも夏雪さんの作品を楽しみにしています。
別サイトですでに全シリーズ読破していますが、オススメとランキングで見かけて、ついまた手を伸ばしてしまいました。タイトル通り、恋のはじまりを初々しく描いたこの作品は、シリーズの中でも特にお気に入りです。 優しく穏やか、さりげない気遣いと鋭い観察力でヒロインを助けてくれる坂巻。仕事のトラブルもポジティブに捉える彼の姿勢には、本当に感心させられます。 そしてそんな坂巻の姿を見て、自分を素直に顧みることのできるヒロイン華美もとっても素敵な女の子。動き出したばかりのこの恋が、うまくいくことを願わずにはいられません。 一見完璧に見える坂巻の心の揺らぎが覗く巻末の番外編も、とても読み応えがありました。 彼らの物語がさらに続いていくことを願っています！
別サイトですでに全シリーズ読破していますが、オススメとランキングで見かけて、ついまた手を伸ばしてしまいました。タイトル通り、恋のはじまりを初々しく描いたこの作品は、シリーズの中でも特にお気に入りです。
優しく穏やか、さりげない気遣いと鋭い観察力でヒロインを助けてくれる坂巻。仕事のトラブルもポジティブに捉える彼の姿勢には、本当に感心させられます。
そしてそんな坂巻の姿を見て、自分を素直に顧みることのできるヒロイン華美もとっても素敵な女の子。動き出したばかりのこの恋が、うまくいくことを願わずにはいられません。
一見完璧に見える坂巻の心の揺らぎが覗く巻末の番外編も、とても読み応えがありました。
彼らの物語がさらに続いていくことを願っています！
一つ前の恋愛の痛手が尾を引いて、次の恋愛に踏み出せなかったり、妹的存在から脱却できなくて苦しんだり。柚香が抱える感情に、大いに共感してしまいました。
優しいんだけど、たまに強引な面を見せるヒーロー克己もとても魅力的。柚香を思っているからこそなかなか自分の本心を見せてくれなかったのだけど、克己の言動には常にドキドキ、翻弄されてしまいました（笑）
そして柚香の前彼の新田さんですが、本当は柚香に未練たっぷりだったんじゃないかなぁ。自業自得だし、さらに柚香を傷つけたことは決して許せないけど、ちょっとだけ可哀想だなって思ってしまいました（笑）彼の幸せを願える柚香は本当に素敵な女性ですね。そして柚香のそういう面を、誰よりも一番近くで見て来た克己だからこそ、柚香に惹かれていったんだろうなぁ……。
苦い経験をした分、柚香と克己には最高に幸せになって欲しいです。番外編の続きも楽しみにしています！
どうしても自分に自信が持てなくて、上司である朝比奈の異動で別れを選んだ真帆。 三年の時を経て再び真帆の元に戻った朝比奈は、もう一度真帆を取り戻そうとあの手この手を尽くします。 最初は、三年前どうして二人が別れる羽目になったのか、その理由を知りたくて、更新を追いかけました。 二人が別れた一因を暴いた朝比奈の手腕は本当に鮮やか。 続く朝比奈の告白と想いの深さに、真帆と一緒になって目を潤ませてしまいました。 とにかく朝比奈の溺愛っぷりが半端ない！雑音さんの作品は全て読んでいますが、ヒーローでは朝比奈が一番好きです！ そして再会した朝比奈と共に過去の恋を辿るうちに、弱かった過去の自分を受け入れ、成長した真帆の姿にとても感動しました。 雑音さんの作品はどれもお気に入りだけど、一番好きな作品かもしれない…。 たくさんの人に読んでもらいたい作品です！
どうしても自分に自信が持てなくて、上司である朝比奈の異動で別れを選んだ真帆。
三年の時を経て再び真帆の元に戻った朝比奈は、もう一度真帆を取り戻そうとあの手この手を尽くします。
最初は、三年前どうして二人が別れる羽目になったのか、その理由を知りたくて、更新を追いかけました。
二人が別れた一因を暴いた朝比奈の手腕は本当に鮮やか。
続く朝比奈の告白と想いの深さに、真帆と一緒になって目を潤ませてしまいました。
とにかく朝比奈の溺愛っぷりが半端ない！雑音さんの作品は全て読んでいますが、ヒーローでは朝比奈が一番好きです！
そして再会した朝比奈と共に過去の恋を辿るうちに、弱かった過去の自分を受け入れ、成長した真帆の姿にとても感動しました。
雑音さんの作品はどれもお気に入りだけど、一番好きな作品かもしれない…。
たくさんの人に読んでもらいたい作品です！
恋愛初心者である一花の不器用さ一途さに共感しまくり、ときに見せる大胆さにドキドキ。 想いが通じたシーンは何度読んでも感動して涙が出てしまいます。 ちょっとダークなところもあるヒーロー東屋が、後半見せる一花への溺愛ぶりも良かった。 読んでいて二人を応援したくなる、もっと先まで読みたくなる素敵な作品です。 砂原さんの作品至上最も可愛いくて共感できるヒロインでした！
恋愛初心者である一花の不器用さ一途さに共感しまくり、ときに見せる大胆さにドキドキ。
想いが通じたシーンは何度読んでも感動して涙が出てしまいます。
ちょっとダークなところもあるヒーロー東屋が、後半見せる一花への溺愛ぶりも良かった。
読んでいて二人を応援したくなる、もっと先まで読みたくなる素敵な作品です。
砂原さんの作品至上最も可愛いくて共感できるヒロインでした！
望めばなんでも手に入る環境と、少し寂しい生い立ちのせいでちょっとだけピントのずれたところがある柊。普段は強引な俺様なのに、そんなところをこはるに正されると、素直に言う事をきいちゃうある意味従順なところが可愛くて、副社長姿とのギャップがたまらなく好きでした。
また、ヒロインこはるの、不幸な境遇に悲劇のヒロインを気取るでもなく、思ったことはずばずばと言い、自分を嵌めた裏切り者には啖呵を切る逞しさも、弟のために生き、柊のために身を引く潔さも、強さも、とても魅力的でした。
見どころはやはり、柊の溺愛っぷり。好きになったらとことん、の柊。
詳しくは言いませんが……ああもう、こんなふうに熱烈に愛されたら、その手に堕ちるしかないではないですか！
嵐のような展開の中、ラストの柊のモノローグにまた心を掴まれます。
読み終えて、甘くて幸せな余韻に浸ること間違いなし！オススメです。
大人になり日々に流され、いつの間にか彼女は体の外側に自分と外界とを隔てる薄い膜を張っていたのですね。 その膜は色々なものから自分を守ってくれる。その代わり、心の動きが鈍くなって、何かに大きく心を動かされることもない。恋人の存在すらどこか不確かで、関係はどんどん深くなっていくのに、彼女の心はちっとも追い付けない。 その膜が剥がれかけた瞬間、偶然に飛び込んで来た彼。 ありのままを受け入れられ、彼女の固まっていた心が再び音を立てる。 そのシチュエーションと心の描写が秀逸で、私の心もふわりとほどけたような感覚がしました。 彼と会う前、彼女がファンデーションで化粧直しをせず、敢えてパウダーだけで済ませていたのは、その膜を破りたい、破って欲しい、外の世界でまた息をしたい。その願望のあらわれのように私には思えました。
大人になり日々に流され、いつの間にか彼女は体の外側に自分と外界とを隔てる薄い膜を張っていたのですね。
その膜は色々なものから自分を守ってくれる。その代わり、心の動きが鈍くなって、何かに大きく心を動かされることもない。恋人の存在すらどこか不確かで、関係はどんどん深くなっていくのに、彼女の心はちっとも追い付けない。
その膜が剥がれかけた瞬間、偶然に飛び込んで来た彼。
ありのままを受け入れられ、彼女の固まっていた心が再び音を立てる。
そのシチュエーションと心の描写が秀逸で、私の心もふわりとほどけたような感覚がしました。
彼と会う前、彼女がファンデーションで化粧直しをせず、敢えてパウダーだけで済ませていたのは、その膜を破りたい、破って欲しい、外の世界でまた息をしたい。その願望のあらわれのように私には思えました。
手酷い失恋をして泥酔した夜、消えないキスと置き土産の腕時計。腕時計の主を探すヒロインに急接近する二人の男性。大人の魅力にあふれる部長と、可愛くて放って置けない後輩。どちらもとても魅力的で、二人の間で揺れるヒロインに共感したりハラハラしたり……。早くその正体を知りたくて、後半は一気読みでした。ラスト、ヒロインと結ばれてからの腕時計の主のギャップも堪らなかった！作中のセリフも良く練られていて(犬と猿とか(笑))印象に残るものが多かった。まるでドラマを見ているような感覚で最後まで楽しめました！
手酷い失恋をして泥酔した夜、消えないキスと置き土産の腕時計。腕時計の主を探すヒロインに急接近する二人の男性。大人の魅力にあふれる部長と、可愛くて放って置けない後輩。どちらもとても魅力的で、二人の間で揺れるヒロインに共感したりハラハラしたり……。早くその正体を知りたくて、後半は一気読みでした。ラスト、ヒロインと結ばれてからの腕時計の主のギャップも堪らなかった！作中のセリフも良く練られていて(犬と猿とか(笑))印象に残るものが多かった。まるでドラマを見ているような感覚で最後まで楽しめました！
おとぎ話のシンデレラのように、王子様の前で落し物をしてしまった緩奈。
でも、その王子様が二人もいたら……？
ちょっと不器用だけど優しくて、才能溢れる新。スマートで仕事もできる男、でも何を考えているのか掴めない紡。
二人の間で揺れる緩奈の心情が最後まで読めなくて、彼女が一体どちらを選ぶのかドキドキしながら読み進めました。
就職活動で挫折を味わい自信を無くした緩奈が、二人に才能を見い出され、頑張って自信を取り戻していく様子も丁寧に描かれていて、ヒロインの成長ぶりも窺え、二重でシンデレラストーリーを楽しめました。
素敵なお話を読ませてくださり、ありがとうございました。
亡くなってしまった夫・晴哉への思いに囚われ、自分の気持ちに素直に向き合えない桔梗と、桔梗のために自分の気持ちを押し殺してきた幹太。二人の心の葛藤が全編を通して丁寧に描かれていて胸を打ちました。月に照らされ夜に咲く桔梗の美しい描写も見どころの一つ。番外編も楽しみにしています！
程度の差こそあれ、誰にでも身に覚えがあるんじゃないかなあ。
日々の生活に追われて、気づいたら相手をないがしろにしてたってこと。
なんだか、深く反省…。
欲を言えば、男性側の視点で続きを読んでみたいです。本当に大切なものを失ってから気づくのは大抵男性ですものね。
でも、その頃には女性は逞しくも、とっくに吹っ切れてるっていう(笑)
仕事以外を諦めてるような椎菜と
一見クールで気持ちの見えない涼平
大人になると、素直になるのは難しいけど
一度心の鎧を脱げば、暖かな場所が待ってる
彼女らを取り巻く人たちも不器用、だけど魅力的
ずっと見守っていたくなる、素敵なお話でした