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花繭の姫シャルロッテは運命に抗う

総文字数/1,858

ファンタジー2ページ

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紡師と花繭の姫の恋物語。花繭の姫シャルロッテは自分のいのちを削って、花の繭を作り、繭から魔の糸(国を守る強度をもつ)を紡師の一族ヴェーバー家のクリストフにより紡がれる犠牲の姫。魔の糸、魔薬のおかげで生かされている、聖にも魔にも近しい存在。幼い頃から仕える紡師クリストフへの純愛を抱いており、シャルロッテは犠牲の運命から、生きたいという願いを込めて、繭を作るようになる。 ある日クリストフを殺すという予知夢を得てしまうシャルロッテ。彼女は思い人を死なせないために彼と距離を置き、無口なクリストフは王太子と弟への遠慮からシャルロッテへの想いを隠す。やがてふたりの誤解は解け、未来を変えるために生きようとする強さを得て、シャルロッテの花繭は魔薬の花ではなく、奇跡の花を咲かせ、犠牲の聖女としての姫は紡師と繭の中で一夜結ばれる。だが、それを知った姫の許嫁、王子ヴァンサンとその愛人でシャルロッテの異母妹ペトラがクリストフを追放。クリストフの弟ラインハルトが紡師になり、彼の乱暴な愛で扱われるようになったシャルロッテは、ふたりの恋路を応援していた尼僧の手引きで繭の神殿から脱走。クリストフを追って放浪する。 彼女は男装の姫騎士となり隣国の神殿騎士になる。聖なる力と尼僧の紹介による。そこで神殿騎士を司る司教と懇意になりつつ、聖なる花のために司教の庭に入り込み記憶を失っていたクリストフが命を助けた帝国の姫と婚礼をあげることを知る。クリストフの護衛となったシャルロッテだが、狩りの際にクリストフを撃ってしまいそうになる。予知夢通りに彼のいのちを奪いそうになるが、未来を変え、また彼の記憶を取り戻すために、命を長らえるために必要な最後の魔薬を、冷め切った皇帝夫婦のために媚薬として献上。花繭の姫であることがわかり、ふたりは皇帝のはからいで故国に帰り、ヴァンサンとその王妃に収まっていたペトラに謝罪され、帝国で見つけた司教の聖なる花の力により、シャルロッテは花繭の姫の運命からも解放されて、しあわせに暮らす。もとの繭の神殿を改築してクリストフとしあわせに暮らす。
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悪女の娘は無欲でいたいのに!

総文字数/2,692

ファンタジー2ページ

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ルネリアはエインズ伯爵家で働く地味で大人しいメイドだが、その正体は稀代の悪女と呼ばれた貴婦人メアリ・エインズの娘だ。 メアリは男遊びが激しく、贅沢を何よりも好むような人だった。 その悪癖から社交界でついた渾名は『強欲のメアリ』。そんな彼女はルネリアが十歳になった頃、突然事故で死んでしまう。メアリは生家であるエインズ伯爵家に引き取られることに。 だがメアリの弟にあたる現在の当主はメアリを忌み嫌っており、ルネリアのことも疎んでいた。 ルネリアは伯爵家では虐げられ、外では悪女の娘として悪評を立てられてしまう日々。それでも懸命に働いていたが、ある時、伯爵がルネリアを四十歳も年の離れた貴族に妾として売る気だということを偶然知ってしまう。逃れられないか画策するも頼れる相手はおらず、焦った末に伯爵の娘に侍女兼引き立て役として連れていかれた舞踏会で、無謀にも助けになってくれそうな人を探す。だがそこでルネリアが捕まえた相手は、なんとシェレグ・レーヴァイン侯爵だった。彼は聡明な人物で剣術や錬金術に長けていることで有名だが、婚約者や妻はいない。無礼を働いてしまったとルネリアは謝ろうとしたが、実は彼も婚約者探しに難航しており、度重なる縁談にうんざりしていたのだと。さらにシェレグは噂に聞く人物とはまるで違うルネリアに強く興味を示し手を差し伸べ、ルネリアはシェレグのお飾りの妻になる。しかし人々からは金目当てだと非難され、それを覆すために社交界に立ち向かわなければならない。侯爵家の人々から出される無理難題をこれまで培ってきた裁縫や家事のスキルを駆使して乗り越え、悪女の娘というイメージを払拭していく さらにシェレグとも彼の錬金術研究を手伝ったりして親交を深めるように。 シェレグは、自己評価が低く大人しいように見えてどんな時も諦めない気高さを持つルネリアを、いつの間にか本当に好きになってしまっていた。 他者へ簡単に心を開かないような性格のシェレグが、自分へはどんどん甘くなっていくことにルネリアも気づく。だがルネリアは誰かに愛されることは自分には分不相応ではと思い悩む。何も望まず、無欲に生きる。ルネリアはそうして生きてきた。それを分かっているシェレグは、ルネリアをとことん愛するように。人生で初めての恋はルネリアには甘すぎた。段々とシェレグに絆されるようになり、ルネリアは「無欲」から解き放たれた。
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公爵令嬢アマーリエは、「聖女」であり王太子クルトの婚約者だったが、儀式で咲かせた花が真っ黒に染まり、偽聖女として断罪・婚約破棄されてしまう。しかしそれは異母姉に嫉妬した妹ユリアーナと、彼女に誘惑されたクルトの罠だった。聖女としての誇りと初恋の人を奪われ、悲しみに沈むアマーリエ。さらに狂侯爵と呼ばれるラディスラウスに嫁がされることになる。ラディスラウスはクルトの兄だが、心を病んで王族から追放されていた。 ラディスラウスはアマーリエを呪われた女と罵って冷たく当り、使用人同様に扱う。アマーリエはショックを受けるが、持ち前のひたむきさで周囲の信頼を得、さらにラディスラウスの病が、強い瘴気が引き起こす呪いによるものだと気づく。 聖女の能力によって呪いを解き、優しく接してくれるアマーリエに、恨みで凍りついたラディスラウスの心が解けていく。さらにアマーリエの初恋の人がクルトではなくラディスラウスであったことが発覚。二人は打ち解け、甘い時間を過ごす。 その頃、王都で心身が病に冒される者が続出。「聖女」ユリアーナでも解決できないという報せが届く。瘴気による呪いだと気づく二人。ラディスラウスは見捨てようとするが、アマーリエは苦しむ人々を救いたいと主張。妻の純粋な優しさに心打たれたラディスラウスはアマーリエを守るために同行を決める。 王都での調査の末、呪いが百年前に非業の死を遂げた聖女によるものだと突き止める。呪いを封じていた遺物を、ユリアーナが儀式の花を黒く染めるために破壊したのだ。さらにラディスラウスが受けた呪いも、クルトが優秀な兄を追い落とすために行ったものだと判明する。 悪事の露見を恐れたユリアーナらにより、アマーリエは誘拐されそうになるが、危機一髪のところでラディスラウスに救出される。妻を失いかけたラディスラウスは、君は私の命そのものだ、と激しい愛を訴える。アマーリエも夫への深い愛を自覚し、二人は固く抱き合う。 二人は王宮を清め、呪いが実体化した魔物の討伐・浄化に成功する。聖女の力を示したアマーリエと魔物に立ち向かったラディスラウスは、人々に讃えられる。一方ユリアーナとクルトは、数々の悪事を断罪・追放される。 王宮に戻ったアマーリエとラディスラウスは、新たな王と王妃として即位することになる。二人は盛大な結婚式を挙げ、愛と幸福に包まれるのだった。
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呪いに侵されたファビオを助けるため、ガーデニアは自慢の髪を売って魔女から薬を貰うが、その様子を見ていたステファニーに横取りされる。 ファビオの命を救った英雄としてステファニーはファビオの婚約者に指名され、ファビオを見捨てた罪で婚約破棄と追放を申し渡されたガーデニアは冒険者になろうと冒険者ギルドを目指して旅に出る。 道中で低級モンスターに襲われて逃げていると、偶然通りかかったアスターに助けられる。 冒険者になることをアスターに反対されつつギルドに到着するが、エンリコからも加入を反対される。 そんな中で突然アスターが契約妻役の派遣をギルドに依頼し、その依頼をガーデニアに頼みたいと言い出す。契約妻役を演じている間はギルドで仮所属扱いにして欲しいとも。 依頼内容を聞いて躊躇うも、ガーデニアは渋々依頼を承諾する。 ガーデニアは過去にアスターと会っていること、婚約破棄と追放をされた際にアスターが受注中の任務を放棄してまでガーデニアを探しに行ったことを知って、アスターに真相を確かめる。 アスターが冒険者になった直後にカロルが生死不明となり、想い人であるガーデニアも喪いたくないことから、冒険者とは程遠い契約妻役を頼んだと教えられる。 身勝手なアスターを理解できないガーデニアはアスターの元を飛び出す。 ギルドを訪れたガーデニアは冒険者から怪我をしたミラを預かる。 治療には泉に咲く月下美人の花が必要と知って採りに行こうとするが、アスターに止められてしまう。 けれども月下美人の花が清き乙女しか触れられないことから、2人で泉に行くことになる。 月下美人の花を見つけたガーデニアだが、そこにファビオとステファニーが現れる。 ファビオたちは昔から恋仲であり、夫婦円満の象徴と言われているユニコーン(ミラ)を捕まえたが逃げてしまったため、月下美人の花の前で待ち構えていたと話す。 ガーデニアは憤慨するが、アスターが目を離した隙にステファニーに首を絞められて絶体絶命の危機に陥ってしまう。 そこにカロルが助けに現れて、ファビオたちはミラを傷つけた罪で捕まり、ファビオの呪いはミラを傷つけた罪としてカロルが掛けたものだと知る。 人間社会に慣れさせるため、ミラの育て親役をガーデニアとアスターに頼むとカロルは去る。 月下美人の花でミラの怪我は完治し、2人は育ての親役としてこれからも契約夫婦を続けることになる。
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片想いを寄せているアルフレッドが盗賊討伐中に命の危険に晒されていると知り、ライラは女神との誓約を破って聖女の力を使ってしまう。アルフレッドは助かったが、代償としてライラは力を失い、聖女の座を追放される。 侯爵家に帰ったがマグノリアからは勘当された上に、「生きているだけ無価値のいらない子」と心無い言葉を言われたことで、ショックから声まで失ってしまう。 ライラに礼を言いに、偶然にもアルフレッドが侯爵家を訪れるが、マグノリアの言葉に傷ついたライラは倒れ、事情を知ったアルフレッドが自分の屋敷に運んでくれる。 回復したライラはアルフレッドが盗賊に親を殺された子供たちを屋敷で預かっており、世話係を探していると知る。ライラは介抱してもらった礼として、子供たちの世話係を申し出る。 アルフレッドへの想いを募らせるライラではあるが、聖女と声を失った以上、自分はアルフレッドに相応しくないと考えるようになる。 やがてアルフレッドが聖騎士候補の座を辞退して、婚約話があることを知ると、ライラは自ら身を引き、アルフレッドの元を飛び出す。 その途中でライラは野盗に襲われるが、辛くも追いかけてきたアルフレッドに助けられる。再び逃げ出そうとして湖に落ちて溺れそうになるが、三度アルフレッドに助けられた際に婚約話は断ったと言われて、想いを告白される。 その想いに答えようとしたライラは声を取り戻したことに気付き、2人は恋人となる。 想いが通じたライラは「聖女」ではなく、「アルフレッドの恋人」として生きる決心を固めて髪を切り、元の髪色に戻すと、アルフレッドと共に屋敷に帰る。 恋人として過ごしていたある日、屋敷が火事になり、アルフレッドが屋敷に取り残されてしまう。 アルフレッドを救いたいとライラが女神に祈ると、真の聖女の力に目覚める。アルフレッドは助かり火事も鎮火するが、力を使い過ぎたライラは意識を失ってしまう。 ライラが真の聖女の力に目覚めたという噂を聞いた神殿が、もう一度聖女に迎え入れようと遣いを寄越すがライラは断る。 聖女に戻るものだと思っていたアルフレッドに、「アルフレッドの恋人」であることに自分の価値を見つけたからだと話す。 2人は正式に婚約関係を結び、初めて口づけを交わそうとするが、子供たちが見ていることに気づく。 アルフレッドは憤慨するが、ライラは聖女らしからぬ声を上げて笑う。
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春よ来い! ーあったら良いな,な設定のお話ー

総文字数/2,908

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少子化社会の改善…… 出産を強要出来ない大人達が悩みに悩んだ結果。 ー望ましいのは,自主的な結婚·出産。 よし,出逢いの場を増やそう!! そして誕生した,とある学校…… その名も…… 『ーーーー』 特殊な学校。 ドキドキハラハラ,1年に1回だけの特別なイベント。 そんな刺激的な学校で,過ごしてみたくはないですか───?
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 ふかふかなベッドで目が覚めると――前世の記憶のせいか、いつもの風景とは違って見えた。  ベッドから降りて、近くの姿見で自分の姿を見ておもう。 (やっぱり、夢じゃ……なかったんだ)  好きだった獣人系乙女ゲームの悪役令嬢、黒髪、琥珀色の瞳、黒猫族ミタリア・アンブレラに生まれ変わっていた。  前日、屋敷に王子の婚約者候補に選ばれたと、届いた王城からの封書。  その封書に書かれていた同じ歳、白銀の髪、サファイア色の瞳、狼族、第一王子リチャード・ローランドの名前を見てから胸がざわついた。  この胸のざわつきの後に、激しい頭痛が起きた。  それが治り……前世で疲労? 事故? 何かの不運? で死んで、私は“乙女ゲームの悪役令嬢に転生したのね”と。  可愛い獣人族に生まれ変われたことは最高だけど――モブではなく、悪役令嬢か……。  王子と婚約して学園に入学しても、プリティな白兎ヒロインが出てきて、王子を奪われて嫉妬して、最後に悪役令嬢の私は婚約破棄される。  婚約破棄までは別にいいとして、問題はその後だ――私が知っている悪役令嬢の末路は国外追放、牢屋行きになり最後に野垂れ死んでしまう。  乙女ゲームのミタリアこと、私は高慢な性格のため誰にも相手にされず国外追放の後は、ボロ家で一人病気を患い、誰にも看取られずに寂しく死ぬ。王城の地下牢屋でも高慢な性格が災いして、みんなはに見放されて一人寂しく死ぬ……  ――いやぁぁぁぁあっ、二度目の人生では前世よりも、早く死にたくない!  地獄の様な職場から脱出できて、可愛い獣人に生まれ変われたんだ。  寝坊、お昼寝、二度寝、三度寝、ふかふかオフトゥン(お布団)を心ゆくまで楽しむぞ、と心に決めた。
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シュゼットはエルミュイ皇国の第八皇女。ここが前世で親友に勧められた乙女ゲーム「エターナルラブ」の世界に酷似していることに気づく。しかも自分は、結ばれた相手がことごとく死んでしまい、ファンから「恋する死神」と揶揄されるヒロインだ。 このまま死神ヒロインになるのはごめんです! すべての攻略対象者と関わりを断つため、シュゼットは第八皇女の地位を捨て城の外で生きていくことを決意する。 向かう先は、祖父が治めるロズウェル辺境伯領。辺境伯領には聖獣保護区があり、モフモフパラダイスだ。前世から動物好きのシュゼットは、聖獣お世話係になるという目標を持つ。 皇室を抜けるならデビュタント前の今しかない。シュゼットはさっそく兄の皇帝ネブラに謁見する。 一つだけ条件を付ける皇帝。それは護衛騎士・セレスを連れて行けというものだった。 実はセレスは攻略キャラのひとり。それも一番人気の王道ヒーローだ。どうにか回避したいシュゼットだが「私の主君はシュゼット様だけ」「あなたを守るためお供したい」とセレスの熱い言葉を拒めない。 そんな前世の飼い犬を思い出しちゃうような一途な瞳で見つめないで! 結局シュゼットは、渋々セレスを連れていくことにする。 大好きな祖父母に迎えられ、シュゼットは晴れて見習いお世話係に。 担当は迷子や怪我で保護した聖獣の子供たち。大型犬サイズの可愛いもふもふの聖獣たちに囲まれ、幸せな日々を送る。 だがセレスのことは気がかりだ。昔から過保護な騎士だが、辺境伯領に来てからはさらに拍車がかかっている。皇女だったときよりもセレスとの距離が縮まり、シュゼットは頭を抱える。 おまけに第二の攻略キャラである天才魔術師・ジークまで現れて、さあ大変。そのあとも、保護区に現れた聖獣の王に、皇帝に送り込まれた暗殺者の少年と、ぞくぞくとシュゼットのもとに集う攻略キャラたち。 ついには深手を負ってしまったセレスを癒すため、シュゼットは聖女の力にまで目覚めてしまって? 「あなただけの剣であることを、永久に誓う」 「面白い子だ。目を離したくないくらい」 「俺の命はあんたにあげる」 「見つけた。私の番」 やめて! 私、誰とも恋したくないのに! これは絶対に恋したくないヒロインが、もふもふに囲まれた平和な日々を満喫しながら、(無自覚に)攻略キャラの溺愛フラグを構築してしまう物語。。
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私の愛するもふもふファミリーよ!!この国を救うのよ!! ダリアが生まれてすぐのことだった。空、山、森から七匹のもふもふがどこからともなくやってきて、赤ん坊のダリアを見守るように集まった。どんなに追い払ってもやってくる七匹を両親は気味悪がったが、七匹がダリアを狙った誘拐犯を捕まえると受け入れるようになった。 ダリアは成長するにつれ、七匹と己の秘密に気がついていく。 十七歳になったダリアは途方に暮れていた。父が事業に失敗し、七匹にかかる費用を削るように言われたのだ。 七匹を受け入れてくれる金持ちに嫁ぐか、自力でお金を稼ぐしかない。 ダリアは七匹と相談し、意を決して自分達を騎士団に売り込みに行くことにした。 騎士団を率いる団長キルグは大の動物嫌いで有名で、ダリアは話も聞いてもらえず門前払いされた。 何か方法はないかと騎士団の詰所を盗み聞きしたダリアは近隣の村が土砂崩れで埋もれたことを知る。ダリアは七匹の使う特殊能力で村を救う。 実はもふもふは世を忍ぶ仮の姿で、その正体は、ダリアに可愛がられたいが故にもふもふに変化した聖獣だったのだ!! ダリア達の大活躍に村人はもちろん国王からも感謝が述べられる。 ダリアは一転して聖女と持て囃されしたり顔だが、キルグは心配そうだった。 キルグが危惧した通り、ダリアは七匹を援助したいと申し出たマーシュ伯爵から飼い猫殺害の罪を着せられた。ダリアはもふもふ達と引き離され人気のない山に捨てられる。 生まれて初めて七匹から引き離され心細くて涙するダリアを助けてくれたのは、キルグだった。 なぜ助けたのかダリアが尋ねると、キリグは過去を話し出した。実は動物嫌いなのではなく、キリグを噛んだ犬が殺処分されたことがトラウマになっていて、動物に近づきたくないだけだった。本当はもふもふが好きなのだと。ダリアは助かったら好きなだけもふもふさせるとキルグと約束した。 キルグとともにマーシュ伯爵の悪事を暴き、もふもふ達を取り戻したダリアは再び国王から感謝される。調子に乗るかと思われたダリアだが今度こそ懲りたのか、大人しく金持ちのもとに嫁ぐことを決心する。 七匹のために一生懸命なダリアに好感を持ったキルグは自分のところに嫁いでくるか?と尋ねる。ダリアの顔が真っ赤に染る。 こうしてもふもふファミリーにもふもふではない人間が加わることになった。
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攫われた花嫁は傲慢王に寵愛される【プロット】
霧内杳/著

総文字数/2,890

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世界はダミア王国とメイユ帝国が支配し、周囲の国はそのどちらかに付くか、滅ぼされるかしなかった。ダミア王国第一王女のウィネットは幼い頃、親には内緒で、子供奴隷とよく遊んでいた。いつかの王になってウィネットと結婚する。そんな約束が守られるとは思っていないが、それでも明日に控えた婚礼が憂鬱だった。翌日、メイユ帝国皇帝の弟、ジョスランとの婚礼の最中、侵入してきた盗賊団にウィネットは攫われる。連れてこられたのは半ば朽ちた城で、ウィネットは盗賊団の首領であるアーベルトに処女を散らされる。ショックで熱を出したウィネットをアーベルトは献身的に看病してくれ、悪い人ではないと思う。実際、周囲の人間はアーベルトを慕っており、ウィネットも彼の客だからとよくしてくれた。アーベルトは強さこそ正義という父王とは違い、弱者に優しかった。弱さは敵という環境で育ってきたウィネットにとって貧しいながらもここの環境は心地よく、次第に周囲にも、アーベルトにも心を許していく。アーベルトはウィネットに甘く、帰してくれ以外の願いはなんでも聞いてくれた。彼の、首領としての厳しい顔と、自分の前では少年のように無邪気な顔のギャップに、ウィネットは惹かれていく。アーベルトに攫われてひと月が経った頃、別の盗賊団が集落を襲う。もしものときはこれで身を守れとウィネットの渡された短剣には、父王が滅ぼしたノイルデン国の紋章が入っていた。問い詰めると、アーベルトは唯一生き残った王子で、ここにいるのは元国民だと教えてくれた。彼を好きになり、最近浮かれ気味だったウィネットは急に、現実を突きつけられた気がした。彼に取って自分は仇で、彼は好きになってはいけない人。ウィネットは自分にそう言い聞かせ、アーベルトと距離を取る。そんな折、ジョスランがウィネット奪還に攻めてきた。不利な状況のアーベルトを救うべく、ウィネットはジョスランと国へ帰る。しかし、夫以外の男に処女を捧げた彼女は処刑が決まる。処刑の日、小国連合国が攻め入ってくる。王はアーベルトで、ジョスランはじめその場にいたダミア・メイユの主立った王族を捕まえ、ウィネットを救出する。王になって迎えに来ると言っただろ言われ、アーベルトが幼き頃に遊んでいた子供奴隷だと知り、嬉しくなった。ダミアは滅ぼされ、アーベルトが新しい王に立つ。追放された父には申し訳ないが、彼と優しい国を作るとウィネットは誓う。
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 魔女の末裔・ロロナは、森でひっそりと暮らしている。  祖先が王族を呪ったせいで、世は魔女狩り真っ只中。祖先魔女が当時の王を呪ったのは、弄ばれて捨てられたから。仕返しに悪夢を見る呪いをかけたのである。その呪いは王の血筋に代々表れる。  でも呪うのはだめよね、とロロナは自分の代で呪いは終わらせると息巻いて王都へ向かった。  魔女の血筋は灰色髪で赤い目をしていた。ロロナはバレないために色を変え、今代の陛下に近づくために魔導師団に入団。試験では魔物を吹っ飛ばし「とんでもねー新人がきた」と注目を浴びる。  陛下に会うため成果をあげていたら、優秀新人賞を取るほどになる。師団長リヴァルにも気に入られ、仕事も振られ、ロロナは全部完璧にこなすので評価は上がる一方。  時には助け助けられ、リヴァルへの恋心を自覚したとき、なあなあではダメだと本格的に陛下に近づく方法を考える。  ようやくチャンス到来。以前王妹の護衛で刺客を退けたロロナは、褒賞を貰えることになった。  褒賞式には陛下も臨席すると知り、ロロナは「魔女だって伝えて、呪いを解くから口付けさせてくださいってお願いするのよ!」と腹を括る。  褒賞式前夜。ロロナは魔導師団員と宰相が、褒賞式に陛下毒殺の計画を企てている場面に遭遇する。リヴァルに報告しようとするが、背後を襲われ気絶してしまう。目覚めたロロナは城の地下室に閉じ込められていたが、意地で脱出。  褒賞式の開式閉式は、陛下が聖杯の祝酒を口にすることで成される。褒賞式の大広間に飛び込んだロロナは「飲んじゃダメー!」と叫ぶ。その時のロロナの姿は、元の魔女の色に戻っており、一同は壮絶とした。  ロロナは企てを話すが、宰相はロロナの姿を利用して罪を被せようとした。  それを庇ったのはリヴァルであり、玉座にいる者は影武者で自分こそが王だと宣言する。リヴァルは宰相を裏から探っており、今回の件で失脚させることができた。  リヴァルは薄々ロロナが魔女だと気づいていた。そして本来の目的をロロナから聞かされたリヴァルは、ロロナを抱きしめながら囁く。 「口付けは、呪いを解くためだけなのかい?」  違うと答え、ロロナはリヴァルと想いを通じ合わせることができた。  今までの活躍によりロロナは魔導師団員としての人気も高かったので、正体が魔女だと知られたあとも皆に受け入れられたのだった。  
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ココリネが目を覚ますと現代日本から異世界に転生している。死んでココリネに転生したのは分かったが、なぜか動物の言葉が理解できる。 ココリネの噂を聞いた半獣人の騎士のみで構成された半獣部隊が会いに来る。 隊長のセオドアは魔女に呪いをかけられて、人の姿に戻れず、人語も話せなくなっている。 呪いが解けるまでセオドアの通訳官として働いてくれないかと頼まれ、ココリネは承諾する。 セオドアから半獣人や王弟であるセオドアの過去を知る中で、ある日魔物の討伐に行くことになり、ココリネも同行する。 ココリネたちが助けた魔物から、セオドアに呪いを掛けたのは魔女のアナベルだと教えられる。 ココリネたちはアナベルに会いに行き、事情を話す。 セオドアの呪いはアナベルが数百年前に仕掛けた罠型の呪いが原因だが、設置してから時間が経っているので呪いに効果はなく、罠に掛かってもすぐに解けるはずだとアナベルは話すが、呪いは解けないままである。 アナベルが原因を調べている間、ココリネはセオドアと話す。ココリネに出会うまでは呪いが解けなくてもいいと思っていたが、呪いを解こうとするココリネの姿を見ている内に半獣人に戻りたいと願う様になった事や、これからもココリネと一緒にいたいという。 次の日、アナベルが作った解呪の薬を飲むがセオドアの姿は変わらない。元の姿に戻らない原因を考えていると街を魔物が襲っていると連絡が入り、ココリネたちは慌てて街に戻る。 ココリネも市民の避難を手伝う中で興奮した魔物に襲われそうになる。セオドアが助けてくれるが、代わりに重傷を負って意識不明になる。 ココリネは看病をする中で、セオドアともっと居たいと願う。そこにココリネをこの世界に転生させた半獣人の神が現れる。 神はセオドアの過去を嘆き、これからも半獣人として苦しむくらいなら、ここで死なせた方が幸せではないかと提案するが、ココリネは死んだら意味が無いと否定する。 人と獣人どちらの気持ちも分かる半獣人のセオドアなら、種族に関係なく誰もが幸せに暮らす世界を作れると神を諭す。 ココリネの願いを聞き届けた神はセオドアを人間の姿に戻すと傷を治す。 セオドアの呪いが解けて自分の屋敷に戻ったココリネだったが、再びセオドアがやって来る。今度は獣人の姿になれなくなり、他の獣人たちの言葉が分からないという。 ココリネは再度セオドアの通訳官をすることになる。
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「猫耳~」の後日譚です。 自律型分散組織DAOくんと 猫耳ディーラーオネエADA(エイダ)のお話。
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華の20代での余命宣告! どうせ死ぬなら 学生の頃好きだったあの人に会ったり 海外に旅行!時代は30XX年頑張ればタイムリープだって出来ちゃう! そんな時代でのOLの人生を謳歌する物語
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tsuchan/著

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エイプリルフールと言って!

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ノンフィクション・実話2ページ

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このお話は、私が初めて友達とホストクラブに行って、私にとってとても大切な思い出があり、たくさんの事を教えてくれたり、辛い思いもしたり、たくさん支えてもらい、私には一生忘れられないお話です。 素人が書くので、誤字、雑事が多いかもしれませんが、気が向いたらでいいので 読んで見てください。 (ホストクラブの名前とかはノンフィクションで書かせていただきます) よろしくお願いします。
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soup【スープ】

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心温まる恋愛ストーリー soup【スープ】
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悟ったよ。 全て悟った。 何をって? ............. ................. 決まってるだろ...... この世界で行きていくのが無理なのを悟ったんだよ。 だから俺はとあるマンションで紐なしバンジーしたんだよ。そしたらさ........ なんだよこれ生きてんじゃん。 てか空気綺麗....草原?なんで? あ、もしかしてこれ..... 異世界転生ってやつか..... マジで?!?!? そんなこんなで始まる異世界更生努力譚!!
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 気付いた時には『私』は森に居た。生活圏内にこんな森はない、というのはわかるのに、自分の名前もさっきまで何をしていたかも思い出せずパニックになりかけたところに現れたのは、白銀の髪と赤い目をした、人間であるはずなのに『ウサギ』だ、という意識を抱かせる謎の青年。『時計の狂った白ウサギ』――『白兎(ハクト)』と名乗った彼は、『私』を『お客様(アリス)』と呼び、ここは『不思議の国(ワンダーランド)』であり、世界を踏み外した者が訪れるこの場所に『私』は体を置いて訪れてしまったため近いうちに死ぬだろうと告げる。  死にたくなければ『アリス』としてこの世界を巡り、元の世界へ戻る手順を踏めばいいと言われ、『私』は半信半疑ながらその言葉通りにすることを決める。  白兎に導かれ、『帽子屋』『トゥイ―ドル兄弟』『芋虫』のいずれかに会うための三叉路を示されれ、進んだ先で『帽子屋』と出会う。世界について詳しく教えてくれる帽子屋。帽子屋に示された道を行くと、今度はトゥイ―ドル兄弟に出会う。トゥイ―ドル兄弟はこの世界の歪さを語り、消える。今度は白兎が現れ、城に連れて行かれ、赤の女王と会う。この世界のおかしさを実感する『私』。  再び帽子屋の元を訪れ、『不思議の国のアリス』との食い違いについて訊ねると、「もはやこの世界はどうしようもなく狂っている」「かろうじて残る『設定』を繋ぎ合わせて帰るといい」「チェシャ猫が鍵だ」と言われる。  白兎を探して彷徨う『私』の元にチェシャ猫が現れる。敵対心をむき出しにしていた彼だったが、三叉路を選ぶときに拾った懐中時計を見て動揺する。懐中時計を奪い取られそうになったとき、『私』は初代の『アリス』の記憶を見る。  初代『アリス』がこの世界を愛していたこと、皆に幸せになってほしいと願っていたことを伝える『私』。チェシャ猫は敵対心をおさめる。しかしそこに白兎が現れ、それではこの世界が壊れてしまう、だから『私』には『アリス』としてこの世界を維持してもらわなければ、と言う。 自分勝手な理論だと思う『私』。けれど事情がわかってしまった故に怒りにまで昇華できない。『お客様』であり『主役』である『アリス』の性質を利用して、世界を作り替えることにする『私』。  『不思議の国』と現実世界を行き来することで『不思議の国』を維持するようになるのだった。
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公爵令嬢であるスカーレットは、ある日この世界が前世で自分か開発に携わった人気乙女ゲーム「夢見るような恋をしよう=通称:夢恋」と瓜二つだと気付く。さらに、自分はどう考えても断罪ルートまっしぐらな悪役令嬢ポジション。 開発者知識を駆使して色々と試したものの断罪ルート回避は無理だと諦めて、さっさとセカンドライフ計画を立てることに。前世の趣味はお菓子作り。よし、私、国境沿いの森でひっそりともふもふカフェを開きます!  無事(?)に断罪され、自由の身となったスカーレットは計画通り、小さなもふもふフェを開店。ひっそりと幸せに暮らしていた。なにせ自分はゲーム開発者。知識レベルは賢者どころじゃなくってよ。 ところがそこに天敵である王太子の側近、イザークがやってきて「お前を助ける」とか言い出した。いえ、結構です。私の完璧なる人生計画にあなたは入っていないので。でもこの人、顔だけはめちゃくちゃいいのよ。会いに来てくれたら拒めない! そんなある日、スカーレットは森で浴びた光が原因で聖女の力に目覚めてしまう。おかしい、これはヒロインのイベントのはず、と戸惑うスカーレット。なんと、正ヒロインであるレイシアが悪役令嬢のスカーレットがショボいのをいいことに、きちんと聖女フラグを回収していなかったのだ! そりゃあどんなに頑張ってもルート回避ができないはずだわ。追放悪役令嬢が聖女っておかしくないですか!? 更に、遠くの森で魔獣が出たり、隣国とのトラブルが発生したり、既に終わっているはずのゲーム内でのイベントが次々と発生してしまう。放っておくこともできずにさり気なく助けてあげるスカーレット。でもそのせいで、周りも徐々にスカーレットの力に気付き始めてしまう。 森でもふもふを愛でながらひっそりと暮らしたいスカーレットだけど、周りは放っておいてくれなくて!? 更には王太子が「よりを戻したい」とか寝言を言い出した。うん、絶対に嫌! そんな中、スカーレットは何かと助けてくれるイザークが本当に自分を心配してくれていること、そして、暇つぶしに自分に会いに来ているわけではないことを悟り、恋心を自覚し始める。 誰よ、こんなバグだらけの乙女ゲームを作ったのは! あれ、もしかして私……? 断罪され追放された悪役令嬢のはずが、いつの間にか聖女化されて魅惑の公爵令息にまるっと溺愛されて幸せになっちゃいました。
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