稲井田そうさんの作品一覧

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家族も友達も、誰もいない。 みんなに嫌われながらも、 人の命を救うため、素性を隠し、 薬師として生きる王女リナリア。 日々薬の研究に努め、 自分の作った薬で助かる人がいることだけを ささやかな幸せとしていたリナリアは、 第二王女の妹により、 薬を作った功績も、 レシピも、 何もかもを奪われ、 挙句の果てに国を追放されてしまう。 追放された身では薬すら満足に作れない。 生きる意味すら失うリナリアだが─ 「行くところがないのなら、僕の城においでよ」 死にいざなわれていたリナリアに手を差し伸べたのは、 海国メアラグーナの皇帝、イベリスだった。 「君の力が必要なんだ」 「大丈夫、僕に任せて」 イベリスとともに彼の国へ向かったリナリアは、 やがてイベリスに惹かれていく。しかし、彼には秘密があった。 「憧れないでほしい」 「仕事だけ、してくれたらいいから」 暗い過去を抱え、恋を嫌う皇帝の心を前に、リナリアは─、
君が生きていれば、それだけで良かった。

総文字数/23,169

恋愛(純愛)73ページ

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「生きるのが無理になった」 高校生でありながら アイドルとしても活躍していたあかりは自殺を図る。 あかりは死ぬことはなかったものの疑似幽霊となり、 誰にも姿が認識されなくなってしまう。 「あかりちゃん!! あかりちゃんだ!!!」 しかし唯一自分が見え、 自分のファンである天晴(あまはる)と出会い、 行き場の無かったあかりは一緒に過ごすことに。 寺生まれである彼とともに、 この世に未練を残した死者と交流の日々が始まり、 凍っていたあかりの心は徐々に解けていくが、 「一生推すって言ったじゃん」 二人の過ごす時間には、 タイムリミットがあり──。
【完結】最高糖度のキミが好き

総文字数/122,331

恋愛(学園)586ページ

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私、五十嵐瑞香(いがらしみずか)は高校に入学してすぐ 両親が海外に転勤になってしまった! 独り暮らしになってしまうけど 小さい頃から料理が大好きだから大丈夫! そう思って調理実習で張り切っていたら モデルをしていてドラマにも出ている 学校一モテるクラスメイト 日野珱介(ひのようすけ)くんが わたしの作った料理を食べてしまった!! 彼は私にお弁当を作ってきて欲しいとお願いしてきて…… 「もう五十嵐さん以外の作る料理食べれないかも」 「ずっと俺の家にいてくれない?」 一緒にお昼を食べていたら 家にまで呼ばれて 夕食を食べるようになったけど…… 相手は人気のモデル 私は平凡でただ料理が好きなだけ なのに日野くんはどんどんこちらに迫ってきて…… 「あんまり可愛いから、監禁しちゃおうかな」 「五十嵐さん、はやく俺のこと好きになって」 「絶対逃がしてやらない」 なんだか、日野くんの目が どんどん危なくなってくるような……!? ※他サイトでは「恋が潜む食卓」というタイトルで掲載しております!
【完結】打算まみれの恋

総文字数/47,549

恋愛(純愛)118ページ

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女子大生、緋奈(ひな)には、 女優をしている美しい姉がいた。 出会う男は皆姉を紹介をしろと打算で近づいてくるため、 緋奈は次第に男を嫌うようになる。 しかし恩人である晴(はる)から自分とは真逆の 「女を苦手とする男」 滝永が女性を克服出来るよう協力を頼まれてしまった。 試しに文通を交わし交流をする中、 緋奈は少しずつ文通相手に惹かれていくが、 滝永にはとある秘密があって――
【完結】嘘つき騎士様と嫌われシンデレラ

総文字数/112,547

ファンタジー245ページ

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令嬢シルウィンは、小さい頃から 噓をついた人間が分かる 特殊能力を持っていた! そんな彼女は王家から、 初恋の相手であるカーティスとの 結婚を突如命じられる。 しかしカーティスは、シルウィンに内緒で、 想い人をお屋敷に住まわせていて…… カーティスはさらにシルウィンを嫌い 追い出そうとするが、そんなシルウィンを 助けたのはカーティスの想い人の令嬢、アウラだった。 しかもアウラは女装し、カーティスの家で調査をしていた スパイで……!? アウラは 自分の秘密をばらさないこと シルウィンは 自分をいじめてくるカーティスへの復讐に 協力をすること を条件に二人は協力するが、徐々に シルウィンとアウラの距離は近づき―― 「なにしても可愛いよ。アウラは」 最初は渋々シルウィンに協力していたアウラは、 どんどんシルウィンが大切になっていって――
【完結】吸血侯爵と没落メイドの囚われ初恋契約

総文字数/113,785

ファンタジー271ページ

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王家に疎まれ家が没落したルネリアは平民へと落ちてしまう。 仕事を探すルネリアだが、 王家に疎まれる家の娘を雇おうとする者は 一人もいなかった。 しかしあるとき東の果てに住むメアロード侯爵から 侍女としての求人が届く。 それはルネリアを示しているとしか思えない条件で、 彼女は早速メアロード領へ向かうが、 そこで当主からかけられた眼差しは酷く冷たいものであった。 が、 当主の言葉と行動は、態度とは裏腹に ルネリアを甘やかし溺愛するような過保護なもので……。 「お前に親切にしてもらう価値など、私にはないんだ」 さらにルネリアは、侯爵と交流していくうちに 彼の悲しい秘密を知って――。 ※なろうなど他サイトでも別のタイトルでアップしてます※
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