blanketさんのレビュー一覧
焦点の当て方がとてもユニークな短編集――。
2年3組のそれぞれが抱える思いや悩みを、丁寧かつ軽妙に描いていて、読みやすさも、読み応えもありました。
ふとした表現にもハッとして、敏感な女子――女子高生ならではの部分が多くあって、各エピソードもきちんと着地されてて、スカッとしました。
ホント、オススメだと思うので、皆さん是非、リア女のリアルをのぞいてみてくださいね!
ユニークな設定がすごく活きていて、ゾクリとする少女たちのエピソードと出会えました。怪談めいた流れそれぞれに個性があってよかったです。
主人公との繋がりも、徐々にあらわになっていき――。
結末まで目が離せないですから、ぜひ少女館に入ってみてくださいね。
……それでは皆様、どうぞお気をつけて♪
ひとつひとつの言葉が、想いが、とてもダイレクトに響いてきてすごく考えさせられました。
ささっと読むというのではなく、じっくり、作中の人物たちに寄り添って読みたい――そんな物語でした。
辛さや苦しさだけじゃなくて、「支え」という大きな力も描かれています。
みなさん、是非ご一読を。
ぜひ読んでみてください。
それ以上語ることこそ無意味だというような、徹底的なまでに奇想天外な設定。軽快な文体、下敷きにした童話との兼ね合い。表現の妙に笑顔がこぼれました。
――と、それだけで終われば、一般的な「(物語の種類としての)ナンセンス」ですが、最後に加えた部分で、その物語自体が伏線だったと気づくあたりが、今作のスペシャルなところ。最後の最後で、納得の笑顔がまたこぼれました。
なんて、結局語った私は、物語の種類としての意味じゃなく、文字通りのナンセンス、でした。
おあとがよろしいようで(笑)
Xmasにとても独特の設定を加えてらして、まずそこから興味を惹かれました。
コメディ的な表現でくすっとして、抱えているものや弟君とのやりとり、そして
――「ここだぞ、兼人!」
でグスッときて。
ファンタジー風味の小気味のいい短編、皆さんもぜひ味わってみてくださいね♪
タイトルから分かるように、まず流行の「俺様」を逆手にとった設定がユニークで、興味深く読み始めていました。
ありえない、と思っていた主人公の心の変化(成長)という、物語に必要な要素をどんと中心に据えているので、「複雑で分かりにくい」ということもなく、ケータイ小説ならではの軽快な文体に支えられてスーッと最後まで楽しく読めました!
ラストでのお母さんの行動も、非常に突飛ながら、お母さん「らしい」感じで、この作品にはアリ、だなあって思いました。
皆さんもぜひ、読んでみてくださいね。読まないなんて、ありえないッ!
短い物語でいて、長い小説を読み終えた余韻を感じるような、とても印象的な物語でした。
こういう立ち位置の主人公だと、最終的には「こうなるんじゃないか」と誰もが思い描きがちの展開になるなか、一味違う着地を見せるあたりも、気に入ったポイントでした!
――笑え…私。
たったこれだけの言葉に、ぐっとくる自分もいて。皆さんにもお勧めできる短編です^^
大人の絵本――。
語られる物語は、独特の視点と優しい文体に包まれていて、タイトルに偽りなしという感じでした。
全体に漂う静かな雰囲気に、心地よく最後まで酔いしれました。
エピローグのあとの余韻の酩酊の中で、さらに語られる木こりの話がまた印象的で。考えさせられました。物のこと、者のこと。
――そこで終わりじゃないんです。
素直に素敵に心に響く言葉が欲しい方は、ぜひご覧になってくださいね。
進むのは前へ――。
そして、ひとりじゃなくふたりで――。
2組の恋、それぞれにそれぞれの背景があって、逆境も困難も二人三脚で越えていく。
自分の知らない分野が詳細に描かれていたことも、今作に惹かれた要素のひとつでした。
未知の分野の大変さをうかがい知る機会になって、その合間に適度にはさまれるキュンキュンする「愛」に心が桃色に染まったり。
読後は「前」をしっかり見据えることができる、素敵な物語。あなたもぜひご覧になってみてくださいね。
短編らしく、テーマを分散させずにしっかり絞ってらして、とても読みやすい作品――。
それは的の中心に狙いを定めて集中して、結果ど真ん中に刺さるように、ブレない起承転結につながるもので。
キャラも、極端なようでいて、内容に則した適度な感じでよかったです。自分が的を見据える立場にあるけれど、逆に注目を浴びるという意味での「的」になる側でもあって。
最後には主人公の成長も見て取れる、満足の短編、読んだ皆さんの心もきっと、ステキに射ぬかれることでしょう♪
短編らしく、ワンシーンのなかで小気味よく展開していく物語の流れ。
――背中を木の幹に滑らせながら腰を下ろした。
そんな彼は、草食系。
短歌を考えているときに現れた、思わぬ人物たち。
明らかになる意外なコト。
物語として、切り取る大きさがちょうど良くて、読みやすかったです♪
謎もちょっぴり効いてる桜の木の下で「翻弄」される草食男子、アナタものぞいてみては?
恋が走り出した――。
すぐに道に迷って――。
戸惑って――。
さまよって――。
遊び人な彼の心の奥へたどり着くのか、別の道を走って別のゴールのテープをきるのか。
個性的なキャラも主役に負けない魅力があって。
――“お前は、俺に全てを見せてくれんのかよ?”
表面だけじゃとらえられない、裏面。本心。
全てがそこへ到着するための準備だったかのように、紆余曲折しながらも徐々に引き寄せられて。
恋する気持ちが、読み手の「恋したい心」に火をつける、オススメの物語です☆☆
冷たく凍える心に、出会ったおばあさんのあたたかな優しさがじんわりと。 静かな雰囲気の作品世界を崩さない筆致で描かれていたので、1ページ目から最後のページまで、堪能できました。 小さな話とのタイトル通り、短いお話ながらも、作中にあふれる愛はとても大きく、印象的でした。 ある猫の、大きな愛を感じるお話を、あなたもどうぞ。
冷たく凍える心に、出会ったおばあさんのあたたかな優しさがじんわりと。
静かな雰囲気の作品世界を崩さない筆致で描かれていたので、1ページ目から最後のページまで、堪能できました。
小さな話とのタイトル通り、短いお話ながらも、作中にあふれる愛はとても大きく、印象的でした。
ある猫の、大きな愛を感じるお話を、あなたもどうぞ。
いろいろな思いを抱えながら、近づいて、離れて、また近づいて――。 一進一退の恋、そして次第に少しずつではあるものの、いい意味で変わり、成長していく――。 それらが作品のなかで「魅力」として光っていて、読みやすい各シーンが頭の中でイメージしやすかったです。 ――斗真の事がバカみたいに好きなんだ。 気持ちの強さと諦めない心。 恋に年齢が関係ないこと。 あなたもぜひ、感じてみてくださいね。
いろいろな思いを抱えながら、近づいて、離れて、また近づいて――。
一進一退の恋、そして次第に少しずつではあるものの、いい意味で変わり、成長していく――。
それらが作品のなかで「魅力」として光っていて、読みやすい各シーンが頭の中でイメージしやすかったです。
――斗真の事がバカみたいに好きなんだ。
気持ちの強さと諦めない心。
恋に年齢が関係ないこと。
あなたもぜひ、感じてみてくださいね。
ひょんなことから、「浮気」が始まって、そこから胸が痛くなって、切なくて。
この思いの着地点はどこ――?
ふたりそれぞれのsideで描かれるので、心の機微をとても深く感じられると思います。
ぜひ、ふたりの心に触れてみてくださいね(^^)
ふとした場面を、降る雪のように優しく描写してらっしゃるので、すごく読みやすかったです。 そして、終盤にあった ――それを理解できたらいいなって思う このセリフが心にふわりと乗っかり、溶けたときに、レビューを書きたいなと素直に思いました。 このセリフの意味、ぜひ皆さんも作中で触れてみてください。素敵な作品でした。ほんとに。
ふとした場面を、降る雪のように優しく描写してらっしゃるので、すごく読みやすかったです。
そして、終盤にあった
――それを理解できたらいいなって思う
このセリフが心にふわりと乗っかり、溶けたときに、レビューを書きたいなと素直に思いました。
このセリフの意味、ぜひ皆さんも作中で触れてみてください。素敵な作品でした。ほんとに。
作品のなかの言葉、ひとつひとつが、「あたたかさ」や「やわらかさ」で丁寧に包まれたキャンディのようで。 包みをくるりとほどいて言葉を心で転がすと、優しい発想が紡ぎだす愛の味がしました。 ――子どもは親を選んで生まれてくる 皆さんもぜひ、ひとつずつ、包みをほどいてみませんか?くるり。
作品のなかの言葉、ひとつひとつが、「あたたかさ」や「やわらかさ」で丁寧に包まれたキャンディのようで。
包みをくるりとほどいて言葉を心で転がすと、優しい発想が紡ぎだす愛の味がしました。
――子どもは親を選んで生まれてくる
皆さんもぜひ、ひとつずつ、包みをほどいてみませんか?くるり。
タイトルから印象的で、とても軽快に読み進められて、冒頭の流れからぐっと惹きこまれました。
密室から始まる物語は、やがて密室へと帰ってくる――。
トラブルや、思わぬ人物の登場などで、決してスムーズにとはいかない恋。ピンチもありながら、それでも――。
ドキドキしながら、ハラハラしながら、とても楽しめる物語でした♪
素敵なタイトルに惹かれ、甘く切ない恋にハラハラしながら、とても楽しく読み進められました。
恋の手伝いのはずが、やおら形を変えていき――。
取引という序盤の展開からぐっと入り込み、印象的な表現がちりばめられた本文に、瞳はサッカーボールをドリブルするように、心地よく着地点のゴールへと駆け抜けていきました。
ラストもとても素敵なこの物語、ぜひ!!
冒頭からの動き出しがとにかく早くて、設定のユニークさと相まって一気に惹きこまれました。
描写にも面白さがつまっていて、軽快に読み進められる文体と一緒に、楽しめました。
「つけまつげが、ムカデに見えた・・」
こういうのをさらりと書いているあたりが気に入って、同時にくすっとした表現でした^^
スカウトから始まって、背景もあり、成功に群がる不穏な動きもあり、でもキュンキュンさせてくれて。
ぜひ、皆さんも読む楽しさを味わってみてくださいね。