来海シスコさんのレビュー一覧
乙女ゲーム企画第二弾!
自分に自信のない主人公、心花(このか)は手の届かない先輩を切なく想うばかりの日々…
勇気を出して学園祭の日に告白することにしましたが、果たしてその結末は…?
イケメンで俺様、学校中の視線を集めるサッカー部の小沢先輩を攻略したいあなたはこちらのルートをどうぞ♪
今回も乙ゲーならではの仕掛け満載で、絶対満足できますよ!
結婚にトラウマのあるアラフォー男、野村八起がある日可愛い可愛い女の子、音々を拾うことから始まるこの物語。
女の子は純真無垢で世間知らず、でも八起を慕う心は本物で、八起きはすぐに結婚を意識するのですが――…
物語の端々に散りばめられた親父ギャグは、普通ならば顔がヒキツりそうなほどくだらないものなのに、八起と音々の間で交わされるそれはとっても微笑ましいんですよね。
ほんわか心に沁みる、大人のラブコメ。
幸せについて作者様自身が語られたあとがきも素晴らしかったです。
是非、読んでみて下さいね♪
17歳の誕生日を境に、次々と不可解な出来事が主人公まりあを襲う。
いきなり『姫』と呼ばれ、敵が現れ、それまで平凡な女子高生だったまりあはその運命を呪います。
普通の女の子として生きたい…
彼女のそんな想いとは裏腹に、運命は次から次へと彼女を振り回していきます。
そんな中、心強い仲間たちがまりあを変えました。
とりわけ彼女を守るために現れた忍、瑛(あきら)の存在が彼女を強く優しく、素敵な女性に成長させいく―――…
物語の展開や、戦闘シーン、キャラ達の個性の豊かさ…どれも上手く描かれていましたが、私が特に感動したのは
十七歳のまりあが葛藤しながらも成長していく様子
愛を知らない瑛が次第に心開いていく様子
この、二つでした。
ページ数に怯まずに、是非読んでもらいたいです。
本当に感動しました!
理想のイケメンが甘い言葉を囁いてくれる……それはゲームの中だけで、リアルでは乾いた毎日を送っていたアラサー女子の真子。
そんな真子が見つけた本物の恋は、ゲームに負けないほど甘く、驚きの連続!!
リセットできないけれど、とびきり大切な人を見つけた真子のハッピーエンド、そしてその先のスペシャルエンディングまで是非ご堪能下さい!
平凡な大学生活を送っていた主人公の由麻は、ある日出逢った名前も知らない男に恋をしてしまう。
彼の職業は、源氏名をレンと言うホスト。しかも学生の由麻とはとうてい住む世界の違う、ナンバーワンという立場の男だった。
それでも勇気を出してレンに近づこうとする由麻の純粋さ、ひたむきな姿は読みながら思わず背中を押してあげたくなるほど。
そんな由麻だからこそ、煌びやかな世界に隠された、レンの心の闇に気づいたのかもしれません。
お互いに優しくて臆病、だからこそ少し遠回りしてしまった恋。
それがSpecialなものに変わった瞬間の感動を、是非味わってみて下さい。
ページをめくった先に必ず笑いがあって、でもどこか切なかったり、ほんのり心温まったり……とってもハートフルなコメディでした♪ ストーリーだけでなく、個性的過ぎるキャラたちも魅力的で、彼らに終始笑わせてもらいました。 ところで主人公の名前なんだったっけな…… 屋敷…屋敷は…… あぁ!! 座敷わらしのしのぶちゃんだ☆
ページをめくった先に必ず笑いがあって、でもどこか切なかったり、ほんのり心温まったり……とってもハートフルなコメディでした♪
ストーリーだけでなく、個性的過ぎるキャラたちも魅力的で、彼らに終始笑わせてもらいました。
ところで主人公の名前なんだったっけな……
屋敷…屋敷は……
あぁ!!
座敷わらしのしのぶちゃんだ☆
時事ネタに噛みつき、完全に毒づいているというのに面白い。
銀色の正義の味方が尖角諸島に行ったなら、日本は手厚くもてなしましょう。
……たとえ彼がMADE IN CHINAだとしても。
王子様のように格好いいけれど、族に入ってる先輩。
主人公のシホはある理由で族を憎んでいるが、先輩が族の人間だと知った後も好きだという気持ちは変わらなかった。
お互いに惹かれているのに、族の一員という肩書きがいつも二人の邪魔をして、切ない気持ちになるシホ……
けれど何度すれ違っても二人の想いは純粋で汚れがなく、ラストも爽やかで良かったです。
全体的にふんわりと優しい雰囲気で、とても読みやすいのでオススメです♪
ドキドキオフィスラブ、君を想うとシリーズの最終章。
Ⅰで落ち着いたかに見えた伊織だったのに、Ⅱで再び揺れるラストを迎え、このⅢも読まずには居られませんでした!
いつまでもウジウジ二人のいい男の間で揺れる伊織にやきもきしながらも、わかるなぁと共感してしまうんですよね。
どっちの手も離したくない、そんなズルい気持ちは、誰もが抱いちゃいけないと自制するけど、実は素直な欲望。
ただ、今回の伊織は大きく成長を遂げてきちんと覚悟を決めます。
最後に笑うのは、伊織?部長?しゅーちゃん?理央?
―――その結末は、是非あなたの目でご覧ください(^^)/
初めて会ったのは夏休みのペンション。
―――だと、思っていた。
正義感が強く「キツイ女」という印象の結花と、癒し系だけど謎だらけのイケメン和司。
二人の出会いは偶然などではなく、仕組まれたもの。
少しずつ明らかになる和司の本性……それに伴って上下を繰り返す、結花の恋愛温度。
果たして二人の恋の行方は――…?
この作者さん特有のあたたかな雰囲気を残しつつ、ハラハラドキドキもたっぷり!
最後まで目の離せない作品でした。
是非、読んでみて下さいね(*^^*)
周囲の温かさに気づけず、自分で自分を追い込む毎日を送ってる主人公すみれ。
バリバリ働いて課長職についてもなお立ち止まろうとしない彼女に、一人の男性がそっと手を差し伸べる……
彼の大きな愛に触れ、自分を変えようとするすみれは立派な大人の女性だけれど可愛らしくて、読みながらずっと応援していました。
こんな風に愛されたいと羨ましくなってしまう、素敵な作品でした。
是非、ご一読を(*^_^*)
仕事の面では優しく、頼りになる上司。だけど獲物を捕らえるときに見せる本性は、とんでもなくサディスティック!
そのギャップが堪らないです。
資料室での秘密、ふたりきりの残業……
オフィスラブならではのドキドキもたっぷりで、大満足の19ページ。
是非、ご一読を!
幼い息子を一人で育てるシングルマザーの夏芽と、障害者施設で働く叶(カナウ)―――二人は出会って間もなく惹かれ合いますが、過去に囚われすぎて、とても遠回りな恋をします。
全体を通してしっとりと落ち着いた雰囲気の文章ですが、次々に明らかになる彼らの壮絶な過去に、ハラハラドキドキ……
そして、終盤…いつまでもお互いの気持ちを重ねられない二人に、夏芽の息子が、一番大切なことを教えてくれたとき…その純粋さ、素直さが愛おしくて涙がこぼれました。
ありのまま、誰かを愛すること…その難しさと素晴らしさを教えてくれる、素敵な作品でした!是非、ご一読を。
新任の数学教師高野と、数学係の生徒恵理が互いに惹かれていく様子を丁寧に綴った物語。
先生と生徒、その禁断のスリルを味わうと言うよりは、ゆっくりと、でも確かにお互いが気になる存在になっていくその過程に重点が置かれているのがいいな、と思いました。
メインの二人以外のわき役も個性的で、読み応えのある作品。
是非、ご一読を(*^^*)
保険会社の事務所で営業職として働く主人公と、鬼のように厳しい上司とのオフィスラブを描いたこの作品。
何より主人公が、魅力的でした。一見働く女性の理想像のようなたくましさを持っていますが、本当はそんなに強くなくて、ふとしたときに涙がこぼれてしまう…
その姿にすごく、共感しました。
そしてお相手の上司も本当にもう、魅力的なんです…
オンとオフのギャップ。
それが堪らない。
読んで下さい、必ず惚れます。
育児に疲れたそこのアナタ!
少しでも自由な時間がある時に、こちらのエッセイを覗いてみて下さい。
作者様が実際に経験したリアルな育児の悩み 教訓 そして子どもの可愛さが楽しく、わかりやすく描かれています。
私自身育児でストレスの溜まっていたときに、このエッセイで肩の力が抜けました!
可愛い挿し絵もたっぷりで、オススメの作品です(*^^*)
恋愛シミュレーションゲームを小説で……
そんな胸キュン企画の作品であるこちらは、ドSで年の離れた職場の専務、小沢圭治攻略編。
主人公の働くジュエリーショップの描写が丁寧で、オフィスラブとしても楽しめます!
ひねくれ者の専務をどう攻略し、どんな甘いエンディングが待っているのか……
是非読んで確かめて下さいね(*^^*)
恋愛シミュレーションのような小説を書くという企画の参加作品のこちら。
ターゲットは忘れたいのに忘れられない元カレ。
一年の空白の時間、カレは何を思っていたのでしょう…?
可愛らしい挿し絵とコメディのセンスが光る、とっても楽しさが詰まった作品です♪
乙女ゲーム好きも、そうでない方もたっぷり楽しめますよ!
前作では脇役だった伊織の親友、理央の衝撃の告白で幕を開ける『君を想うと~triangle love~』の続編。
前半を読んで、今回は脇役たちがメインのお話なのかな…と思っていたら。
後半はまさかの展開でした。
―――またしても揺れてしまう伊織の気持ち。
おとぎ話のように『お姫様と王子様はずっと幸せに暮らしましたとさ』
…で、終わらないのがこの作者様らしいと思いました。
ずるくて、打算的に見えるけど本当は純粋。そんな女心を描くのが上手いです。
シリーズ全てを制覇したくなる素敵な作品です。是非!
タイトル通り、雪の降る北国が舞台のこの作品。
10年前に受け取った差出人不明のラブレターをずっと捨てられなくて、新しい恋もできない…そんな主人公の前に現れた三人の男性。
彼らと関わっていくうちに、パズルのピースをはめるように明かされていく十年前の真実。
手紙をくれたのは、誰…?
物語には寒い土地の寒い季節が描かれているはずなのに、あたたかな気持ちになるから不思議です。
静かで柔らかな雪の物語を、是非ご一読下さい。
オススメです(*^^*)