結季ななせさんのレビュー一覧

★★★★★
2021/05/12 19:44
ネタバレ
かわいい、いとしい、物語



マトリカリア 305号室。
同じ部屋で暮らす、兄妹でも恋人でもないわたしたちの関係はきっととても奇妙なもの────




おーちゃんも、愛花ちゃんも、かわいくてかわいくてとっても健気で、最初から最後までふたりがどうか幸せに結ばれますように、と願いながら読み進めていました。

愛花ちゃんサイドでは、おーちゃん一体なに考えてるの!? とハラハラして、続くおーちゃんサイドではもう、胸がくるしくなるくらいのきゅんきゅんを味わわせていただきました。

葛藤して我慢して悶える男の子(しかも年上……!)、尊すぎます。

お姉ちゃんはじめ、ほかの登場人物もみんな優しくてあったかくて、まるっと好きになりました。 みんなの今後に幸あれ……!です。

作者さまの言葉づかいや表現がやさしくてかわいくて、ほんとうに大好きになりました。 ファンです……!

素敵な作品をありがとうございました。

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★★★★★
2021/01/25 19:51
ネタバレ
かけがえのないいちばん



「おまえが、おまえだったから」
“たったひとり”に、ずっと、わたしも、なってみたかった



冒頭の水崎昂弥の登場シーンから好きすぎて(バイクの乗り方かっこよすぎでは?)ぐいぐい惹き込まれ、夢中になって読み終えました。

佳月ちゃんの家族に対する気持ちに胸がぎゅうぎゅうして、それがほどけた瞬間ぼろぼろ泣いて、水崎昂弥の背負ったものに息をのんで、気持ちが忙しかったです。

佳月ちゃんに昂弥がいて、昂弥に佳月ちゃんがいてよかった。唯一無二の尊すぎる関係だなと思います。そんなふたりの愛のかたちをした約束にやさしくて暖かい気持ちになりました、ハートの折り紙のシーンがものすごく好きです!

アイ・ラブ・ユーの先にあるものを、きっとふたりはたいせつに生きていくんだろうなと思います。そんなふたりのかたちが、いとおしくて、たまらないです。

ほんとうに大好きな物語です。
ぜひご一読ください。

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★★★★★
2020/09/02 20:13
ネタバレ
冷たくて、熱い



「俺はお前なんか好きにならない」

王子様の氷点下な素顔を知ってしまった、そんなところからはじまる物語。

氷点下なはずなのに、肝心なところではいつも優しくて、そんな永遠くんに羽瑠ちゃんと一緒にドキドキしていました。

それから羽瑠ちゃんがとっても可愛い!!!
作者さまの書く女の子は、真っ直ぐで可愛くて、ついつい応援したくなります。

それから真緒くんも莉緒ちゃんも大好きです。最終的にはみんな大好きになりました。

私は特に5章が好きです……永遠真緒がバチバチ火花散らしているの永遠にみていられます。その後も、永遠くんが嫉妬するたびに、胸ギュンしてました。

氷点下の王子様が、焦げるくらい熱くて甘くなるの、たまりません。最高です。

章タイトルも可愛くて!
最初から最後まで可愛くキュンキュンするお話でした!! 素敵なお話をありがとうございました〜!

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★★★★★
2020/09/02 19:21
ネタバレ
沈んだ先は




得しかしねーお願い、火サスみたいな崖、海に飛び降りて、繋がったままの手。

強烈かつ鮮烈な告白、夏のあつさのせいにしなきゃ許されないような、そんな。

「落ちてきてほしい、って願望」

その保科くんのセリフに落ちたのは私の方でした。

ゆきみちゃんのモノローグ部分から、言葉回しやテンポ感が好みでぐいぐい惹き込まれて、最後はふたりと一緒に落ちていく感覚を味わわせていただきました。

ゆきみちゃんも保科くんもお互いに素をみせられる、みたいと思う、そんな関係が好きです。

ゆきみちゃんの沈んだ先は海、それから保科くん。これ、保科くんの思うつぼ、でしょうか。


青春と夏らしさを感じつつ、海に飛び込みたくなる素敵な作品でした。またあつい日に読み返したいです!

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★★★★★
2020/07/29 08:55
ネタバレ
誰かに否定された世界でも




普通ってなんだろう、と思います。
普通って誰が決めたんだろうと思います。

きっと誰かにとっての普通は、誰かにとっては違って、誰かのものさしで否定されたものは、他の誰かにとっては大事なもので。

そういう、忘れがちなことを思い出させてくれる物語でした。


ゆんちゃんが雅翔くんのわらった顔がすきなこと、
雅翔くんがゆんちゃんのわらった顔がすきなこと、大切な気持ちが消えてしまわなくてよかった。
消さないまま、抱きしめてくれる人にふたりが囲まれてよかった。

温かいエンディングに涙が零れました。
誰かにとって大切なものを、たとえ理解できないかもしれなくても否定したくない、そういう人でありたいと思いました。

素敵な物語をありがとうございました。

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★★★★★
2020/06/24 12:19
ネタバレ
不器用で優しいオオカミ




「──────うちに来ますか?」

コンビニで不良を拾った、ただそれだけ。
最初はお互い無関心、一匹オオカミ同士で始まったひみつの同居生活。


冒頭から、ふたりの会話のテンポ感が心地よくて、思わずくすっとしながら、楽しく更新を追わせていただきました。
次々起こる出来事にはらはらしたり、きゅんとしたりしているうちに明らかになるふたりの“ひみつ”。
切なくて、苦しくて、ふたりにどんどん感情移入していきました。

一匹オオカミ同士だったはずがいつのまにか“ふたり”になっている。 綾人と憂で、合わせれば“優”。 憂い、じゃなくて優しいの右側。
変わっていく関係性に胸が暖かくなりました。

たくさんの意味が込められた二人の名前も含めて丸ごと大好きです!

素敵な作品をありがとうございました。
不器用で優しいふたりの、あたたかい物語です。
是非、ご一読を。

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★★★★★
2020/04/08 00:16
ネタバレ
こじらせすぎてて愛しい



「幼なじみは、キスなんてしねーんだよ」



上記のセリフ、好きすぎて ヒーロー兼こじらせ男子代表選手の千草くんが最後の方で声を荒げたとき、感情移入しすぎて大変でした……。

ところで、元々こじらせ幼なじみが大好物の私にとっては設定から美味しいお話で最初から最後まで丸ごと大好きです。

千草くんと青ちゃんのなかなか絡まない想いに、焦らされ苦しく切なくて胸がきゅうきゅうしました。これぞ切キュン。 切ないのと胸キュンで不整脈起こしてました。笑

灯 えまさんの文章が綺麗で、だからこそ余計に感情移入できるというか、心にきます。

こじらせすぎて一周まわって愛しすぎる千草くん、青ちゃん……だけでなく ゆうくんみゆちゃんも魅力的で。登場人物みんな愛しくて大好きです!

素敵な物語をありがとうございました!
皆様も、ぜひ。

(p.s.「あっそ」のくだりがいつ読んでも好きです。かわいい!)

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★★★★★
2017/09/22 19:00
ネタバレ
愛すべき、藤井。……と夏乃ちゃん。


まずは完結おめでとうございます!

公開されたときから……というか、なんなら短編からずっと追わせていただいていました♡


藤井は本当に……アホで、バカで、鈍くて((いきなりの悪態すいません←))、いつまで経っても夏乃への恋を自覚しなくて、

読みながら “早く気づけ~~〜っ” とモヤモヤしまくりましたが、最後は甘々な藤井に完璧にやられました。
完敗です、藤井、すきです。


そして、何よりも愛すべきなのは夏乃ちゃん!
なんて健気なんだ……そして可愛すぎる。
藤井に振り回される夏乃ちゃんが愛くるしかったです!

嫁にほしいです、切実に笑


まさに焦れキュン!!なこの作品。
読めば、高いギャグセンに笑うこと、そして胸きゅんすること間違いなし!!


ぜひ、ご一読を。


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★★★★★
2017/06/13 00:34
桜の花が、はらはらと。

ひとことで言うと、まさに“やられた”。 榊あおいさんの他の作品って、胸きゅん要素の強い少女マンガのようなお話なんですよね。 それも大好きなんですけど、この作品は描写が繊細で、緻密で、纏う空気がとにかく清廉で。 ほんとに感動のため息が漏れるばかりです。 ただただ切ないだけでなく、ほんのりとした暖かさを含んでいて、なんとも言えない余韻があります。 桜の花が、はらはらと散っていくようで 儚くてそれでいて美しい。 すごく良い作品でした! ぜひご一読を。

ひとことで言うと、まさに“やられた”。

榊あおいさんの他の作品って、胸きゅん要素の強い少女マンガのようなお話なんですよね。

それも大好きなんですけど、この作品は描写が繊細で、緻密で、纏う空気がとにかく清廉で。
ほんとに感動のため息が漏れるばかりです。


ただただ切ないだけでなく、ほんのりとした暖かさを含んでいて、なんとも言えない余韻があります。


桜の花が、はらはらと散っていくようで
儚くてそれでいて美しい。


すごく良い作品でした!

ぜひご一読を。

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★★★★★
2017/04/21 07:23
ネタバレ
初恋ぼっち。

榊さんの小説の大ファンで、この作品も更新が始まった頃から追いかけていました(o´艸`)


読んでみると、期待を裏切らない胸きゅんの連発で…!
浅羽くんのかっこよさは言うまでもなく、なによりヒロインの悠乃ちゃんが可愛い……!

お嬢さまなのに、お嬢さまらしくなく
常に純粋で芯が強い。

ただただ可愛いだけでなく、立ち向かえる強さを持っている……そんな悠乃ちゃんを応援したくなりました!

メイン2人だけでなく、お父さんや、バイト先の店長さんなど、魅力的なキャラが多く、どのシーンもサクサクと読めました!


恋をすることの、苦しさや楽しさがわかる作品です。

最後に1度、はじめての恋を。

このワードが作品全体を貫いていたので、
個人的に好きだった旧タイトルをレビュータイトルにさせていただきます。


ぜひ、ご一読を。

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