
- 作品番号
- 1765712
- 最終更新
- 2025/11/21
- 総文字数
- 71,266
- ページ数
- 148ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 4,497
- いいね数
- 4
- ランクイン履歴
-
ファンタジー50位(2025/11/27)
《登場人物》
■ 国主・凌暁(りょう・ぎょう)
年齢:26歳前後
容姿:長身で引き締まった体つき。黒に近い濃い茶髪を低く結い、前髪はやや長く目元にかかる。瞳は深い琥珀色で、静かな湖のような光を宿す。
若くして霜華国を率いる青年国主。戦国の世を生き抜くため、隣国から正妻を迎える。沈黙と静謐の人。誰よりも落ち着いて見えるが、その瞳の奥には炎のような情熱を秘める。
■ 曹雪蘭(そう・せつらん)— 隣国の姫君・凌暁の正妻
年齢:21歳前後
容姿:黒曜石のような長い黒髪、透き通る雪の肌。切れ長の瞳は淡い紫水晶の色をしており、視線に吸い込まれるような神秘性を放つ。
凌暁の妻。冷ややかに見えるが、近づくほどに繊細な温かさを感じさせる。この世ならざるものが「視える体質」を持ち、時折幻獣や精霊たちの気配を感じ取る。そのため幼い頃から「異なる存在」として距離を置かれてきた。
■姚璃月(よう・りーゆえ)— 宰相の孫娘
年齢:22歳
容姿:燃えるような赤茶の髪を高く結い、瞳は琥珀色。姫君とは対照的に陽の光のように華やか。頬に小さなほくろがあり、それが艶を添える。
宰相の孫娘で、情熱的で強気。宮廷では女官の最高位・尚麗の地位に就く。美しさを自覚しており、国主の寵愛を得て実権を握ろうという野心家。一方で心の奥には孤独と焦燥が潜む。
雪蘭を「国を乱す外来の女」として敵視。
■ 国主・凌暁(りょう・ぎょう)
年齢:26歳前後
容姿:長身で引き締まった体つき。黒に近い濃い茶髪を低く結い、前髪はやや長く目元にかかる。瞳は深い琥珀色で、静かな湖のような光を宿す。
若くして霜華国を率いる青年国主。戦国の世を生き抜くため、隣国から正妻を迎える。沈黙と静謐の人。誰よりも落ち着いて見えるが、その瞳の奥には炎のような情熱を秘める。
■ 曹雪蘭(そう・せつらん)— 隣国の姫君・凌暁の正妻
年齢:21歳前後
容姿:黒曜石のような長い黒髪、透き通る雪の肌。切れ長の瞳は淡い紫水晶の色をしており、視線に吸い込まれるような神秘性を放つ。
凌暁の妻。冷ややかに見えるが、近づくほどに繊細な温かさを感じさせる。この世ならざるものが「視える体質」を持ち、時折幻獣や精霊たちの気配を感じ取る。そのため幼い頃から「異なる存在」として距離を置かれてきた。
■姚璃月(よう・りーゆえ)— 宰相の孫娘
年齢:22歳
容姿:燃えるような赤茶の髪を高く結い、瞳は琥珀色。姫君とは対照的に陽の光のように華やか。頬に小さなほくろがあり、それが艶を添える。
宰相の孫娘で、情熱的で強気。宮廷では女官の最高位・尚麗の地位に就く。美しさを自覚しており、国主の寵愛を得て実権を握ろうという野心家。一方で心の奥には孤独と焦燥が潜む。
雪蘭を「国を乱す外来の女」として敵視。
- あらすじ
- この大陸〈天嶺〉には、
五つの幻獣(青龍・白虎・朱雀・玄武・麒麟)が存在すると信じられている。
しかし幻獣は特定の国に属さない。「人を選び、その者と共に歩む」存在で、幻獣に選ばれた王の国は繁栄するとされる。
五幻獣の中でも、徳の化身とされる「麒麟」は最も尊く、麒麟から選ばれた者は長い歴史の中でたった3人だけ。
小国・霜華国の若き国主・凌暁は、
幻獣の加護を授かるための神事に挑む。
目次
-
- 【プロローグ】雪に閉ざされた霜華国
- 旅立ち― 聖地へ向かう道
- 聖地・天啓 ― 開闢の儀
- 二日目 青龍の神事
- 三日目 青龍の神事(二)
- 四日目 朱雀の神事(火と再生)
- 五日目 朱雀の神事・剣奉納(火の加護)
- 六日目 白虎の神事・誓いと守護
- 七日目 白虎の神事・共の誓い
- 八・九日目 玄武の神事 二日間の沈黙
- 十日目 交誓の儀 ― 神官の祈りと、雪蘭の異変
- 十一日目 交誓の儀・二日目 ― 神官たちの動揺と、雪蘭への問い
- 十二日目 麒麟の神事「越境の儀」
- 十三日目 光脈の儀 ー五幻獣の審判が下る刻
- 十四日目・最終日 ― 天啓を去る朝の別れと、陰謀の火種
- 霜華国への帰国、そして忍び寄る異変
- 蓮音の来訪
- 雪蘭の異変と麒麟の警告
- 立ち上がる凌暁と雪蘭
- 再び天啓へ
- 全て詳らかになる真実の儀
- 蓮音の過去と国々の行方
- 凌暁と雪蘭
- 天啓の復興
- 【エピローグ】凌暁と雪蘭の遺したもの
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